JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

朝焼けの見える家と夕焼けの見える家

寝るのが大好きで 布団の中でうとうとするのが至福の時間 朝寝坊して良いとなれば、いっくらだって夜更かしできる だから早朝の空を見たことは ほとんどなかった 実家の2階にある寝室の窓は西向き 大学時代も西向きで 東京で働いていた頃は真南だった 子供…

鳥さんとのお付き合い

お題「自分にとっての「ライナスの毛布」」 私が生まれるちょうど一年ほど前 実家に白文鳥が迷い込んできたそうで 父はその文鳥をたいそう気に入り それ以来 実家では途切れることなく ずっと文鳥を飼っていました 小学校に上がると 私は 自分でもインコを飼…

吉野太夫花供養

先日の記事に引き続き 京都で催される春のお茶会のご紹介 juniperberry.hatenablog.jp 吉野太夫ってお聞きになったことありますか? 太夫は 最高位の遊女の称号で 舞、音曲、鳴り物などを極めた女性のこと もともとは中国の官位で五位を表す言葉だそう 吉野…

雨の日は傘をさして

ドイツ語レッスンの日 その日はひどい雨降りで 私は気分がちょっと滅入ってた どんな話の流れだったのか 「私は雨の日が苦手 何にもやる気にならないし 物事も捗らない これまで 雨の日にうまく行った試しがない」 ちょっと不貞腐れた感じで 言ったように思…

バスが来ない

ホリーの乗馬クラブは ダブリン郊外の丘の上にあって 毎回バスで通っていた バス停から厩舎までは ちょっとした坂道 そこを越えると その先には 牧歌的な風景が広がって 綺麗な声で囀るお茶目なロビンや 道端の草花に目をやりながら のんびりと歩くのが また…

男装で? 『君に扇』 

座敷舞のお稽古 新しい曲に入りました 「君に扇」という長唄で 持ち物は扇 2枚 実は私、これまでに扇を3回壊しています 1回目は骨が割れ 2回目は軸が割れ 3回目は骨と軸の複雑骨折で修復不可能 ブーメランのように飛ばし、嫌な音がして落下 拾おうと手に取…

アイルランド (今週のお題 「行きたい国・行った国」)

今週のお題「行きたい国・行った国」 これまで滞在したことのある 国の中で 機会があれば もう一度暮らしたい と思うのは アイルランドとドイツ ちなみに ドイツは 絶対に3回目行くだろうな と思っていたら 予想に反して 夫のドイツ赴任はなかった 世界もい…

田舎の玄関の話

このところ 物騒なニュースなど流れておりますし これからは 各戸に防犯カメラ設置の時代になるのかもしれません 我が家も ダブルロックですが ここに住むまでは ずっとシングルロックでした そして、実家なんて、シングルロックどころか… 私の実家は田舎に…

私が過去にハマった本 1  『大地の子エイラ』 The Clan of the Cave Bear

この頃小説を読んでいない と先日書いたけれど 本を貪り読んでいた時期が 2回ある それは 鍵っ子だった学童期と ドイツ滞在期間 ドイツに住んでいた頃 急に本を読みたくて仕方がなくなった 追い立てられるように Amazonの評価を見ては 本を選び 気になったも…

ペットにもOKですって⁉️ 

実は私、献血した事が 2回しかない 京都中心部 四条通の 献血センターの前を歩いていると 時折 おじさんがプラカードを持って 「○○型の血液が足りませんー」と 献血を呼びかけている 私はそちらを見ずに ちょっと俯き気味に ごめんなさい と足早に通り過ぎる…

お茶にお酒に

茶道を習っている人にとって 京都は特別な場所かもしれません そして お茶といえばお稽古もそうですが やはりお茶会 大徳寺で催されるお茶会から ちょっと変わり種のお茶会まで 京都のお茶は千差万別多種多様! 中でも私が一番驚いたのは 京都市伏見区の 御…

トルコで一番美しかった

美しい青を見たくて トルコのイスタンブールに 1週間ほど滞在したことがある トプカプ宮殿やアヤソフィア、スレイマニエモスクは 勿論素晴らしかったし 地下宮殿は幻想的だった 繊細な光に包まれる ブルーモスク リュステム・パシャ・モスクの 美しく繊細な…

モデルの顔が怖くとも

大学時代 美術モデルのバイトをしたことがある 友人が教育学部美術科 彫塑教室に所属していて そのご縁で声がかかり もちろん 素人の学生ですのでね ヌードモデルではありません ちゃんと服着てます ただ、彫塑なので 絵画のモデルとは舞台設定がちょっと違…

チョコレート♡

昨日はバレンタイン・デーでしたね この一ヶ月ほどは どこにいっても 綺麗で可愛くて美味しそうなチョコレートがいっぱい 今年は私 新年からチョコレートづいていて 1月初めに山ほどのブラウニー 1月末には 音右衛門のショコラパウンド 2月に入ってからはユ…

ヨーロッパ旅行(&展覧会)のお供にいかがでしょう 『絵画を読む イコノロジー入門』

ヨーロッパ諸国を観光する時 美術館に行かないという人は かなり少ないと思う 歴史の教科書で見たような 有名な絵を 直接見ることができるのだから 行かない という手はない ヨーロッパで美術館巡りをする際に 読んでおいてよかった! と強く思った本がある …

父の本棚

今週のお題「手づくり」 私がまだ幼かった頃 着ている服の多くは母の手作りで 遊んだおもちゃのいくつかも 父が手作りしてくれた そんな二人の娘ならば 手作りの申し子であるに違いない と思いきや この私 二次元はまだましとして 三次元では 悪い意味で予想…

右腕が左腕より長い

実は私 右腕が左腕よりも3cmほど長いのです 手首から先は同じなのですが 肘から手首までの長さが違う この腕の長さの違い これまでは 話のネタくらいにしか ならなかったのですが 京都に来て座敷舞のお稽古を始めると 非常に不便なことが…… それは着物の裄(…

スマホがないと

まちぼうけ は よくしたし 友達を待たせちゃったこともある‍♀️ 大学受験で東京の伯母の家に 何週間か滞在した時 地元の友達が ちょうど東京に来るというので じゃあ 会おうよ とハチ公前で約束をした 当日は なかなか寒かった 1時間待ったけど、来ない 電車…

春を知るのは

昨日のお昼ごろ ふと 「春」をすぐそこに感じた 雪国に住んでいた子供の頃は 音で 春の訪れを知った 雪を踏み締める時の音が 濁音になり そのうち 屋根に積もった雪や 氷柱が溶けて ぽたぽたと雫になって音をたてる その音が聞こえ始めると そこから 季節が…

血圧が右と左で違うんですが  どうしましょう

もともと 低血圧な私 健康診断の時 「立ちくらみとかしませんか」「起き上がるのが辛くないですか?」 なんて よく聞かれてました ところが、この2年ほどで 徐々に標準的な血圧値に なってきた と同時に 右と左の血圧に差があることに気がついた 左より右が1…

父と本と 私

この頃 小説を読んでいない 手にするのも How Toモノがほとんどで その中に 時折 テキスト 幼い頃の私は そうではなかった 私は 小学校に入学したあたりから 一人で留守番をすることが多くなった 鍵は小学校には持っていかない 昭和の どの家にもあった(よ…

アイルランドで競馬観戦 障害の真横は迫力抜群 

今週のお題「かける」 ・「駆ける」と「賭ける」で アイルランドで競馬観戦に行ったことがある ダブリンで通っていたステイブルのオーナー ホリーの 旦那さんは 北海油田の技師をしていて 競馬のジョッキーでもある その彼が ちょうど年に何ヶ月間かある休暇…

京都で一番 早咲きの桜 らしい

2月第1週の お稽古日 『めぐる日』音合わせの3日目 どうにか お師匠さんから 「まあ、いいんじゃない」の一言を いただき (こんなふうに言っていただくのって、いつ振りだろう) ほっと胸をなでおろし 過ぎて 脱力 その帰り道 用事があって JR奈良線の桃山…

ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その14 日本に帰ってきたよ

ホテルをチェックアウトして 日本行きの飛行機に乗るべく空港に向かう シベリア鉄道後半 コンパートメントが一緒になった 世界一周旅行中のカナダ人の若夫婦とは 空港でまた会おうね と約束している (日本での宿泊先を決めていないというので 「うちくる?…

ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その13  ハバロフスクのホテルは……

列車は とうとうハバロフスクに到着した これで約一週間 お世話になった シベリア鉄道ともお別れ アレクセイとミーシャの二人と 別れのハグをして コンパートメントで一緒になった カナダ人の夫婦と一緒に まっすぐホテルに向かった なんたって、一刻も早く…

ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その12 ふかく

にぎやかなシベリア鉄道の車両が 時折 しんっと「孤独」に包まれることがある 聞こえるのは 列車を線路とが触れ合う 規則的な音だけ 窓の外に目を向ければ 見渡す限りのタイガの森が このまま終わることがないのではないか と思うくらい ずっとずっと続いて…

ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その11 シベリアでパーティ?

シベリア鉄道にはいろんな人が乗ってくる 始発から終着駅ひとつ前まで 乗りっぱなしだったのは 私だけ みんな一泊から二泊くらいで 降りてしまうけれど 車掌さんたちも含め 彼らとの交流がシベリア鉄道の 一番の思い出になった 新しい乗客が乗ってくると 古…

ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その10 シベリア鉄道の車掌さん

シベリア鉄道に車掌さんは2人 (もしかしたら他の車両には 別の車掌さんがいたのかもしれないけれど) シベリアからハバロフスクまでずっと同じ人だった 今でも二人の名前を覚えている 一人は昼間担当の 小柄で落ち着いた アレクセイ そしてもう一人は夜間担…