JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

思い出

チューリップ

ドイツに行ったばかりの頃 お遊び写真ばっかり 撮っていた フィルムも デジタルも どちらのカメラも 重くって ボディーブローが まあ 良く 効いたこと PC内を整理していたら その頃の写真が 出てきて 萎れたチューリップの 和紙のような テクスチャーが 気に…

懐かしい味

ちょっと前 備蓄用にと 手を伸ばしたのは コーンビーフ ずっと食べていなかったのに なぜか その日は 手が伸びた 子供の頃は よく食べていたんです 母が忙しい日の お手軽ご飯用で 真っ白い炊きたてご飯に (その頃はレンジがなかったので 炊き立てがマスト…

しろねずみのおやど

天竺ねずみは 真っ白くってお目目が真っ赤な 白兎を すっごく 小さくして 耳をちっちゃくしたような ねずみさん 私が幼かった頃 縁日で売っている動物といえば ひよこ と 金魚 ところがその日 (目指して行ったわけではなく) 通りかかった 縁日で まっしろ…

家の中の海

この前のこと 朝起きて タオルケットを 畳んだ途端 ぷぅーん と 飛んでいく 奴がいる そんなところに潜んでいたか! 道理で 夜中になんか 痒かった 目が覚めては ぽりぽり掻く を 繰り返させた 睡眠の質低下の 張本人 仕留めてやろうと思ったけれど 慌ててメ…

そんな顔立ち

頼まれちゃう人って いませんか? 学校とかで 先生に 他の人が嫌がりそうなことを 「これやっといて」って 軽く言われちゃう人 この子なら 頼んでも いやとは言わないだろう 言う事聞くだろう と 思われてしまう そんな顔立ちを しているらしいんです よね …

借りを返しておりません

子供の頃 詳しく書けば 小学生の頃 バス通学だった 私の通っていた小学校の 子供達は 徒歩通学できる 少数の生徒をのぞいて 皆んな 定期券を入れた ゴムを取り付けたパスケースを ランドセルからぶら下げていた だから 本来なら 乗車券が買えなくて バスに乗…

夏の私

むんっとして 青くてほの苦い 草いきれ 寝転んだ背中にぺったりとついた 畳の跡 青い空の前にすっくと立つ 真っ黄色のひまわり 井戸脇に浮かべた 子供の頭より大きな スイカ ホースからほと走る 水で作る 庭の虹 母お手製の玉ねぎ入り 甘めのつゆでいただく …

おまつりの思い出

今週のお題「まつり」 おまつりは 人混みが あまり得意ではなくて 花火を見に行くくらい だけど 小学校低学年の頃 お友達に誘われて お小遣いを 握り締め 街のお祭りの 屋台をひやかしに 行ったことがある 女の子が好きそうな 細々とした小物を 売っているお…

花火の季節

夏の イベントといって 思い出すのは 海水浴より キャンプより バーベキューより 花火大会 子供の頃 バチ バチ ドン バババババ 打ち上げ花火の 音が 聞こえ始めて しばらくしてから ゴザをもち 水筒をもち 座布団をもって のんびりと 家族で連れ立ち 近くの…

私の夏の花

夏の花と言えば 朝顔や向日葵 だけど 私が 夏といって 思い出すのは 何と言っても ノウゼンカズラ 実家の車寄せから 中庭とを隔てる 木の門の 姿が見えないくらいに 生い茂りかぶさっていた オレンジ色の 大きな花の中を のぞけば そこには 小さな水飲み場の…

ヨーロッパの素敵な街 その1 Conques 

ドイツに住んでいた頃 長期の休みのたびに 旅行してました なんてったって 陸続きは 手軽 もちろん パリやローマ ウィーンにミュンヘンといった 大きな都市も 魅力的 だけど 今回は 住んでいて 時間に余裕があるからこそ行けた ヨーロッパの 小さな小さな田…

隣町の海

今週のお題「となり街」 子供の頃、隣の隣の隣町には 海があって 夏になると 家族&親戚一同で 海水浴に 行った 私の想像の中の 海は 真っ白い砂浜に 真っ青な海 海岸には綺麗な貝殻が打ち上げられて といった ものだったけど 隣の隣の隣町の海は それとは似…

親知らずを抜いた時の話

ちょうど 美術予備校に通っていた頃 なんか顎が痛くって 気になって 舌で探ると 小さく頭を出した 歯が つるっと 触る 親知らず 予備校で ランチを食べながら 「歯が痛いんだよね」と愚痴ると 友達が 「○○ちゃんのパパが 歯医者さんだよ」 という それも よ…

思い出の冷たい飲み物

ドイツはそれほど暑くならないイメージだけれど (実際、私が滞在していた頃は エアコンのない家が一般的だった) 私が滞在した頃から だんだんと気温が高くなってきて 暑い夏の昼間には デパートに行って涼む人が 多かった 石畳は 太陽の熱を反射するし 石…

裸馬に乗る

裸馬に乗ったこと ありますか 日本だと 牧場で働いていたり 自馬でない限り 裸馬に乗るって あまり機会が ないかもしれないですね 先日の記事のキャッチアップ画像に 女の子が鞍なしで馬に乗っている写真を使ったのですが それをご覧になった binpakuさんが …

ちょっとだけ 得意かも

乗馬の「下乗り」ってご存知ですか? 馬術競技で大会に出る前 馬を軽く動かして ウォーミングアップをすること なんか 私が下乗りすると 成績が良くなるそうで 頼まれること 多かったです といっても どんな馬でもござれ ではなくって 自分がレッスンで乗っ…

震え上がった

食べすぎると危険 の その続き ドイツで チョコを爆食いし 紅茶をがぶ飲みして 未だ 貧血を治療していなかった 時分のお話 その頃 車で30分ほどの所にある 乗馬クラブに ほぼ毎日通っていた その日も 1時間みっちりレッスンを受け (日本だと30minが1レッス…

会社でおべんと

大学を卒業してから (中途採用で)入った会社には お弁当をもっていっていた 私がもっていくのは 大学時代から変わらず 毎度の毎度 がっつり お弁当 いつも一緒に お昼を食べていた友達は 日によって変わるけど 5人〜10人くらい おにぎりの子もいれば 近く…

キューケンホフバスツアーで あーあ、やっちゃったね

チューリップの咲き誇る季節ですね 私の中で チューリップといえば オランダ オランダでチューリップといえば キューケンホフ ということで ドイツ滞在中に 行ってきました キューケンホフ(Keukenhof) キューケンホフは オランダ アムステルダム近郊にある …

私にとってレアな出来事

鳥には生まれる前から どっぷりとご縁のある私だが 猫さまには とんと縁がない 道を歩けば 猫に出逢うという 強者もいるというのに 私は いつも 遠巻きに睨まれ そして ささっと逃げられてしまう 悲しい 多分それは 猫大嫌いな母の呪いなんじゃあ ないだろう…

地獄耳?

以前飼っていたコイネズミヨウム (なぜかいつも恋鼠妖夢と変換される…) 夫が帰宅する 10分前くらいから 「おかえりー」を連呼してました 毎回のことなので 「おかえりー」を聞くと あ、帰ってくるな、と お味噌汁を あたためて 夕食の器を並べるのが お約…

お弁当の 黒歴史

お弁当の時間が 好きではなかった 幼稚園から 小中と給食で お弁当は小学校と中学校の 土日の部活の日くらいしか なかったけど (高校時代は ほぼ買っていた) ちなみに私は お弁当を蓋で隠して食べる派 母は忙しい人で それでも頑張って お弁当を作ってくれ…

メモリー・トリップ

意図せず 急に 浮かび上がってくる 情景は ほんとうに ほんとうに 何の変哲もない ものが多い 普通に考えたら 記憶に しっかり 残っていても 良さそうな 大学の合格発表の日 (見に行かなかった)とか 夫との初めての デート (全く覚えていない)とか 入社…

ドイツ人の友達が 大喜びした日本食

ドイツに住んでいた頃 乗馬仲間&コーチが 行ってみたいというので 日本食レストランに行った時 彼らに 一番人気だったのは 何だったでしょう? それは なんと 枝豆 お通しで出てきた枝豆を 彼女たち(特にコーチ) 初めは 鞘ごと口に入れ んんん? という顔…

すっごく焦ったけど

お題「海外旅行で経験したトラブル」 トラブルなんて ありすぎて ありすぎて こちらでは これまでにも 何度か トラブルばなしを お話してまいりましたが 今回は ちょっと 軽めのトラブルを それはヨーロッパの 初夏のこと 一人でミラノに 行くことにしました…

初夏のスコットランドに行くなら:ミリタリータトゥー

ヨーロッパで お気に入りの街は いくつかあるのですが その中でも ベスト5に入るのが スコットランドの エジンバラ そのエジンバラで 初夏に行われる 大人気イベントが ミリタリータトゥー (Royal Edinburgh Military Tattoo) エジンバラ軍楽祭 って訳すの…

39円のシュークリーム

小学校への通学路の 途中にある ケーキ屋さんは 年に一回 サンキューフェアと 銘打って その期間は シュークリームやエクレアを 一個39円で買うことができました ある土曜日 母から 学校の帰りに シュークリームを 10個買ってきて と 頼まれた そのお店に 行…

イスタンブールのパン

イスタンブールに 1週間 滞在したことがある 見慣れぬ 建造物のシルエット 敷物で覆い尽くされた床 ベールで髪を隠す人たち 光を 柔らかく反射する タイル そこは 正真正銘の異国 街で出会う トルコの人たちは とっても 人懐こくて 笑顔に無理がなく 陽気な…

ロシア旅行中の私の食糧事情&2023 記事 シベリア鉄道(11~14)

今週のお題「大移動」 昨日からの続き 3回にわけた投稿の最終回になります juniperberry.hatenablog.jp juniperberry.hatenablog.jp juniperberry.hatenablog.jp juniperberry.hatenablog.jp ということで いろいろとありながらも 無事 日本に戻ってきたわけ…

about プラハ & 2023記事「ヨーロッパ横断(1〜5)」

記事の整理をしておりましたら こちらの投稿に行き当たり 昨年の2月は こんなの書いていたんだなー 懐かしいーーーと ちまちま まとめておりましたところ なんと 今回のお題が 「大移動の記憶」だそうで この機会を逃してなるものか と 飛びついた私 全14回…