JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その11 シベリアでパーティ?

 
シベリア鉄道にはいろんな人が乗ってくる
始発から終着駅ひとつ前まで 乗りっぱなしだったのは
私だけ
 
みんな一泊から二泊くらいで 降りてしまうけれど
車掌さんたちも含め
彼らとの交流がシベリア鉄道の 一番の思い出になった
 
新しい乗客が乗ってくると 古参の乗客が
廊下で声をかけたり
コンパートメントをノックして 声をかける
そのうち あるコンパートメントに
2等車の乗客がどんどん集まり始め
 
自己紹介から始まって そこから
わいわいとおしゃべりに花が咲く
持ち込んだ食料品を分け合って
喋って食べて そして歌う
 
そう、ロシア人も歌が好き
立ち上がって美声を披露してくれる人もいる
そして 時々踊る
 
コンパートメントは 特技を披露する場所にもなった
ロシア空軍の軍人さんが 乗ってきた時は
パラシュートの使い方を説明していたし
ロシア人の お母さんが 彼女ご自慢のピクルス(なのかな? あれは) の
レシピを披露したり
(ロシア語のわからない私には どれも 
ちんぷんかんぷんだったけど)
ちなみに私も 知識ではないけれど 
日本の童謡を 歌ったような記憶が…
 
そして 停車駅では 車掌さんも一緒に
みんな揃って列車から降り 外の清々しい空気を
胸いっぱいに吸い込んで
座ってばかりで かちこちに凝り固まった体を
ラジオ体操みたいな動きをしながら 伸ばす
 
そうそう、そういえば
日本人と結婚したいって 言っている人もいましたよ 
「日本人と結婚したら 日本に住めるからね」だって
(そんな理由?)
 
極東のそのまた東にある
ロシアに比べたら とっても小さな 日本という国に
憧れるロシア人も 少なからずいたようです