ヨーロッパ
ホリーの乗馬クラブは ダブリン郊外の丘の上にあって 毎回バスで通っていた バス停から厩舎までは ちょっとした坂道 そこを越えると その先には 牧歌的な風景が広がって 綺麗な声で囀るお茶目なロビンや 道端の草花に目をやりながら のんびりと歩くのが また…
今週のお題「行きたい国・行った国」 これまで滞在したことのある 国の中で 機会があれば もう一度暮らしたい と思うのは アイルランドとドイツ ちなみに ドイツは 絶対に3回目行くだろうな と思っていたら 予想に反して 夫のドイツ赴任はなかった 世界もい…
ヨーロッパ諸国を観光する時 美術館に行かないという人は かなり少ないと思う 歴史の教科書で見たような 有名な絵を 直接見ることができるのだから 行かない という手はない ヨーロッパで美術館巡りをする際に 読んでおいてよかった! と強く思った本がある …
今週のお題「かける」 ・「駆ける」と「賭ける」で アイルランドで競馬観戦に行ったことがある ダブリンで通っていたステイブルのオーナー ホリーの 旦那さんは 北海油田の技師をしていて 競馬のジョッキーでもある その彼が ちょうど年に何ヶ月間かある休暇…
列車は とうとうハバロフスクに到着した これで約一週間 お世話になった シベリア鉄道ともお別れ アレクセイとミーシャの二人と 別れのハグをして コンパートメントで一緒になった カナダ人の夫婦と一緒に まっすぐホテルに向かった なんたって、一刻も早く…
にぎやかなシベリア鉄道の車両が 時折 しんっと「孤独」に包まれることがある 聞こえるのは 列車を線路とが触れ合う 規則的な音だけ 窓の外に目を向ければ 見渡す限りのタイガの森が このまま終わることがないのではないか と思うくらい ずっとずっと続いて…
シベリア鉄道にはいろんな人が乗ってくる 始発から終着駅ひとつ前まで 乗りっぱなしだったのは 私だけ みんな一泊から二泊くらいで 降りてしまうけれど 車掌さんたちも含め 彼らとの交流がシベリア鉄道の 一番の思い出になった 新しい乗客が乗ってくると 古…
シベリア鉄道に車掌さんは2人 (もしかしたら他の車両には 別の車掌さんがいたのかもしれないけれど) シベリアからハバロフスクまでずっと同じ人だった 今でも二人の名前を覚えている 一人は昼間担当の 小柄で落ち着いた アレクセイ そしてもう一人は夜間担…
さてレニングラード(サンクトペテルブルク)から 世界最長の路線(約9300km )を誇る シベリア鉄道に乗車して ハバロフスク(モスクワから約8500km)を目指します ちなみに シベリア鉄道の終着駅は日本海沿岸のウラジオストック ただし、私が旅行した時は …
モスクワからレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)へは 寝台特急「赤い矢号」に乗って8時間ほど 日の暮れた駅の構内は肌寒かった 寒いのとお腹が空いたのとで 駅中の売店でピロシキを買い 本場の 具がたっぷりあつあつのピロシキを はふはふ言いな…
とうとうモスクワに着いた ここからの行程は全て 事前に購入したバウチャー通りに 動くことになる 「この町 楽しいから もっと長く滞在しちゃお」 とか 「時間ができたから 一足早く次の町に行っちゃおう」 なんてこれまでみたいな 自由気ままはご法度 モス…
クラクフからワルシャワを経由して モスクワへは寝台列車で向かった コンパートメントには若夫婦と私の3人 奥さんは 食料品をたくさん持ち込んできていて ピクルスやクッキーを次から次へと勧めてくれる 旦那さんがバッグから乾電池を出してきて なんでもい…
ベルリンからハンガリーのブダペスト そして チェコのプラハへ 久しぶりに名所旧跡を散策し 観光らしい観光を楽しんだ ブダペストは現地の旅行ツアーに参加して アメリカ人の陽気さとお喋りパワーに圧倒され プラハでは ミュシャ(ムーハ)のステンドグラス…
<これは 私がまだ若かりし頃 ずーっと昔のお話です> ウィーンで声をかけられて まさか 売り飛ばされるなんてことはないよね と ちょっとドキドキしながら向かったB&Bは とっても居心地が良く ちょっとホームシック気味のおばさんは 一人旅の怖さを垣間見た…
<ウン十年前、まだ若かりし頃のお話です> パリから逃げるようにして電車に飛び乗り ウィーンに着いた頃には 夜になっていた 唯一ありがたかったのは 暗いがため パリの時みたいに 建物に圧倒されずに済んだこと 宿は 現地でどうにかしようと思って 予約し…
<ウン十年前、まだ若かりし頃のお話です> モントリオール空港を夜にでて パリのシャルル・ド・ゴール空港に翌日早朝についた 平日だったこともあってか 乗客は旅行慣れしたビジネス客ばかり 飛行時間は6時間くらい ほとんど寝ていた 着いたのは早朝 空港に…