JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

お弁当の 黒歴史

お弁当の時間が 好きではなかった

幼稚園から 小中と給食で

お弁当は小学校と中学校の

土日の部活の日くらいしか

なかったけど

(高校時代は ほぼ買っていた)

 

ちなみに私は 

お弁当を蓋で隠して食べる派

 

母は忙しい人で

それでも頑張って 

お弁当を作ってくれていた

そして

無農薬だからか 採り立てだからか 
(実家では 広めの家庭菜園をやっていた)

理由は何であれ

よく虫が入っていた

 

青虫や ちいちゃな蜘蛛は

ご愛嬌

一度なんて カエルが入ってた😱

 

(生きてた 良かった 外に放した)

 

始めの頃は ぎゃあ! と

叫んでいたけれど

だんだんと 

母のお弁当とは

そういうものだと悟り

こっそりと蓋を開け

チェックする 習慣がついた

 

忙しいのはわかってるし

文句を言ったら悪い とは思うけど

食べずに帰れば 怒られるし

捨てるのは気が引ける

かくして 給食なしの 

毎日お弁当生活となった

高校生活の 中途から 

お昼は パン屋さんや購買の惣菜パン

(自分でお弁当を作ればいいのにね)

 

そして 弟がお弁当の 

お年頃になった時には

見事に 毎回 日の丸弁当になった

字面通り ご飯に梅干し

それを見た 友達に 

日の丸弁当 初めて見た!」 と

驚かれたらしい

 

その内 弟の友達の間では 

Juniper弟んちは 日の丸弁当との

認識が広まり

しばらくしたら 囃されるどころか

誰にも 何にも 言われなくなったそうな

 

毎回日の丸弁当で 文句を言うどころか

笑い話にしている 弟もすごいが

「私が作れば 虫が入る 

虫が嫌なら 野菜は入れない」と

極端に走る母も 違った意味で すごいと思った

勝手に納得 

 

最近 ぽんっなるほど と 

手をたたいたこと

 

その1

 

お稽古の日のこと

時間がなくて

焦って着たからか 

着物の前の合わせが 甘かった

歩くたびに 裾がどんどんはだけて

長襦袢(というか足)を晒しながら

歩きそうになる

 

裾を押さえているのに

それでも 前裾がはだけてきて

悪態をつきそうになった時

ふと 思いついた

内股にしたらいいんじゃない?

 

ちょっと極端なくらいに

内股にして歩いてみたら

見事に裾がはだけない

 

昔の人は 今みたいに

きっちり着付けをしていなかったから

前がはだけないように

内股にしていたのかな

と 想像

 

なるほどね

そうだったのね 

着物の裾を綺麗にして 歩くには

内股が理にかなっていた ということなのかな

納得

 

だけど 私が習っている

座敷舞の流派では 

特に内股にはせずに

つま先をまっすぐ前に向ける 

ありゃ?

 

その2

 

先日のこと かなり派手にコケた

その時 擦りむいた膝は

もしや 脂肪見えてる?と

思うような 

かなりのズル剥け状態

 

だけど コケてしばらくは 

擦りむいたことにさえ 

気づいていなかった

痺れているような 

奇妙な感覚はあったけど

 

もちろん 傷を見て洗って

絆創膏を貼る頃には

痛くって ひぇんひぇん言ってましたけど

 

よく 時代劇で

「バッサリ斬られてるのに

どうしてそんなに元気なのよ」と

突っ込んでいたけれど

もしかしたら 彼らは

(テレビだから本当に切られているわけじゃないけど)

痛みを感じていなかった のかも しれないなー

 

なんて 思って

(多分違ってる だろうけど)

一人で 勝手に納得しておりました

 

私のお気に入り ガラスその3 ステンドグラス-2 (覚書)

 

ステンドグラスというと

色ガラスを組み合わせたもの

っていうイメージかなと 

思うのですが

私が好きなのは エナメル絵付けされたもの

 

エナメルは ガラスの上に

ガラスの粉末や薬剤で絵を描いて

それをまるで 陶芸のように

焼き締める絵付けの技法

 

絵画のように

繊細な表現が可能になるけれど

手間がかかるので

エナメル技法が用いられた

ステンドグラスは

教会やお屋敷用に

特別にあつらえられたものがほとんど

 

実はステンドグラスには

製作方法に2種類あって

1つは ヨーロッパの教会や邸宅に

入っている 大型で平面の

ケイム式

 

もう一つは ランプなどの 

小さな作品を可能にした 

ティファニー

 

ケイム式というのは

ケイムという 

断面が「エ」や「コ」の字の形をした

鉛線に ガラスをはめて作る方式

窓やドアなど 大型で平面になっている箇所に

はめ込まれる事の多い方式です

一般的にステンドグラスといえば

ケイム式のステンドグラス

 

鉛線にガラスを 嵌め込んで作るため

どうしても大型で 平面

イギリスでは

Leaded Grassと呼ぶそうです

 

そして ガラスの上に

ガラス自体の色と シルバーステインの黄色 

色ガラスの粉末 

グリザイユ(酸化鉄 線と影)を用いて

焼き付けて絵付けしたものが

エナメル絵付けステンドグラス

 

ちなみに ガラスを金色(黄色)に発色させる

シルバーステインとは

グリザイユとは違って

銀とガラスとの化学反応で 

ガラス自体を染めるというもの

 

アンティークのステンドグラスで 

透明ガラスに 黄色ばかりで

着色されたものを

よく見るけれど それは

シルバーステインによるものなのね

 

一方の

ティファニー式は ケイムではなく

銅製のテープでガラスを包み 溶接して作り

より小型の作品の作成を可能になった

テーブルランプなどに使われているのは

このティファニー

 

ティファニー式は 立体作品

ケイム式は 平面作品

そして

エナメル絵付けステンドグラス(ケイム式)は 絵画

が、私の印象

 

***

 

ステンドグラスに 特化した 美術館が 

全国に点在しているのを見ても

ステンドグラスって 日本人に

人気があるのでしょうね

 

那須ステンドグラス美術館

sgm-nasu.com

掛川市のステンドグラス美術館

k-kousya.or.jp

小樽芸術村の ステンドグラス美術館

 

www.nitorihd.co.jp

 

***

 

ステンドグラスは どれも素敵ですけど

特に

エナメル絵付け ステンドグラスは 

画家としての技量が

作家さんに求められる

光と描写の芸術品だなあって 思います

 

そして 透過する光を通して見る

エナメルで繊細に描写された

ステンドグラスの 

えも言われぬ美しさが

私は 大大大好きです

 

***

 

教会に入っている 

ザ・原色 といった

インパクトの強い ステンドグラスは

その場で見るには

厳かな感じがして 素敵だけれど

 

以前邸宅などに入っていた

穏やかな 優しい色使いで

身近なモチーフを描いたものの方が

見ていて癒されます

 

そちらについては またの機会に

 

美味しい焼き鳥屋さんみーつけた♡

先日のこと

ある用事で 営業さんとお話ししていたら

その方が 以前 ぐるなびで働いていたんですよと

 

最近見つけた美味しいお店の話になって

教えてもらったのが

 

近鉄伏見駅の どまん前

2023年10月に OPENした

『炭焼ウチワ』さん

tabelog.com

 

早速 行ってみました

カウンターと 小さな二人用の

テーブルが一つのみの

こじんまりとしたお店

まだ6時前だったのに

カウンターには すでにお客さん

たった一つのテーブルは予約

なかなか 人気店とみた

 

入ってみれば

シャイそうな店主さんは 

笑顔が素敵

 

おすすめの つなぎ ふりそで 

そして 鴨葱 つくね などなどを

いただきました

どれもこれも すっごく美味しい

そして大きくって ジューシー

塩が引き立てる美味しさ 最高!

 

焼き鳥というと

以前住んでいた 大田区 大森の

葡萄屋さんが お気に入りで

何回も通ったのですが

残念なことに 

2021年に閉店してしまったそうで(T-T)

 

それ以来 なかなか 

お気に入りを見つけられていませんでした

そこに

 

やっと 巡り会えた 美味しいお店

 

また伺おうと思います🎶

営業さん 教えてくれて 

ありがとう♡

はて

我が家の 若干一名の中で 

ただいま 流行っている 言葉がある

 

『虎に翼』の

寅子ちゃんの 口癖

「はて?」を 夫が連発してる

 

それを聞くたびに

イラっとくるのは

なぜだろう

 

どこからみても

寅子ちゃんとは 

似ても似つかぬ

時々 無精髭を生やしたりする

おじさんだから だろうか

 

私は 寅子ちゃんの 

「はて?」 が好きだ

だが 夫の 「はて?」 は好きではない

 

寅子ちゃんが それは 受け入れがたしと

思っていることに

「はて?」 と言うのには

そうだ そこに疑問を持つのは当然だ

言ってやれーーーっ

と 「はて?」の 後に続く彼女の主張に

拍手喝采を送っている

 

だが 夫の「はて?」は

そんな主義主張とは無縁の

なんなら

私をおちょくりたいが ためだけの

「はて?」なので

そんなことに

寅子ちゃんの

「はて?」を使わないでくれー と

密かに 憤慨している私なのである

 

メモリー・トリップ

意図せず 急に

浮かび上がってくる

情景は 

ほんとうに ほんとうに

何の変哲もない ものが多い

 

普通に考えたら

記憶に しっかり 残っていても

良さそうな

 

大学の合格発表の日

(見に行かなかった)とか

夫との初めての デート

(全く覚えていない)とか

入社式

(中途入社だし そもそも 

あったんだっけ?)とか

 

ではなくて

 

真昼間のグラウンドで 

眩しくて 手をかざした日差し とか

長距離走の 順番を待っていた時の 

埃っぽい空気 とか

道を歩くたびに 目にしていた鉢植えとか

夕焼けに染まる牧草地とか

金色の葉を落とす 銀杏の大木とか

駐車場の野良猫グループとか

夜に浮かぶコンビニの光とか

 

意図せずに

ぱしゃっと シャッターが押されて

写真になって うっかり 残されちゃった 

みたいな 何の変哲もない情景が

やけに 鮮やか

 

なんでこんなシーンを

脳が選んで

記憶として残しているのか

 

もっと もっと 記憶していて

いいシーンが

あるだろうに ね

 

物事は

強い感情とリンクさせると

記憶しやすいという

 

私の記憶から 勝手に上ってくる

その映像は

自分の感情が 強く動いた時 

たまたま 見ていたから というだけで 

記憶されてしまった

感情の おまけなのかも

 

だけど 

記憶が刻まれる

きっかけになったはずの

感情が 映像と 

一緒に思い出される 訳では ないから

自分自身 「?」 な事の方が多い

 

先日 激しく窓を叩く

雨粒を見ていたら

突然 実家の車寄せで

幼い私が傘をさし 雨蛙をじーっと

見つめてる 映像が浮かんできた

 

この映像 これまでも

何度も 何度も 浮かんでくる

その時 何か 何かとても強い

感情が 私の中で 

動いていたのじゃ ないかしらと

思うのだけれど…

 

***

 

逆引きみたいに 映像から記憶を

手繰り寄せてみたら

どんな感情とリンクしているか

わかるかも? と

ゲーム感覚で

リバース作業を やってみた

 

そういえば…と 

旧い

記憶が蘇ってきたのは

 

イタリアで 一人

Peck(スーパー)に向かって 

がしがしと歩いていた あの時

夫と喧嘩して 

別行動していたんだっけ

 

実家の玄関で 段ボールを広げている私

この時

歳をとった父(私は父が50過ぎの時の子供)が

次の間で 海外に送る荷造りを

手伝ってくれていて

次の帰国まで 元気でいてくれるかな

なんて思っていたんだっけ

 

遠くの牧草地の緑の中を

真っ赤な傘を差して

犬の散歩をする人の 映像は

無人駅に 一人電車を待ちながら

私、ドイツにいるんだな って 

実感したのだったっけ

 

そんなふうに

記憶パズルが うまく解けると

次から次へと 

毛糸玉から 糸が引き出されるように

さまざまな記憶が

溢れ出してくる

 

それは

その時の自分になって

その場所にいるような

ちょっとした タイムトラベル感覚

その一方で 同時に 

上の方から 自分をそっと見ている

みたいな 不思議な感じ

 

そんなふうに

思って 感じて いたんだよね

なんて 

後ろから ぎゅって

抱きしめてあげたく なったり

一緒に大笑いしたく なったりする

 

いやいや

なにやってんのよ

ですけどね

 

だけど 

雨蛙の記憶は

まだまだ 

まだまだ

謎のまま

 

セレンディピティ

セレンディピティ 

「思いもよらなかった偶然がもたらす幸運」

って 言葉があるけど

それって 偶然なんかじゃなくて

自分で作るもの 

見つけるもの

なんじゃないかな って思う

 

転んでも ただでは起きないっていうか

何かに使ってやろう っていう

意気込みっていうのも あるかなあ

 

だって

気にしていないものは

目に入ってこないもの

 

意気込むまでは いかずとも

ずーっと心の奥底で 考え続け 思い続け

何かが 目の前を通り過ぎた時に

意味がわからなくても 気になって 

「これ」って掴んで

後から 大切な出会いだったとわかる 

とかも あり

 

だから

セレンディピティという偶然は

ずっと 思い続けている人だけが

気づくことのできる

ごく普通にそこらに転がっている

よくある出来事なんじゃないかな

なんて 思うのよ

 

だから 

好きなことや

大切なことは

忘れず

心の中にキープしておこう 

 

素敵な 出あいが

待っているはずだから