JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

キューケンホフバスツアーで あーあ、やっちゃったね

 

チューリップの咲き誇る季節ですね

私の中で

チューリップといえば

オランダ

オランダでチューリップといえば

キューケンホフ

 

ということで ドイツ滞在中に

行ってきました

キューケンホフ(Keukenhof)

 

キューケンホフは 

オランダ アムステルダム近郊にある

世界最大の 花の公園

オランダ語でキューケンホフは 

キッチンガーデンの意味だそう

 

通常 個人旅行ばかりの夫婦なのですが

この時期は 混んでいて 車で行くと

運転が 長丁場になりかねないのと

日帰りで ささっと行きたかったので

デュッセルドルフからの

バスツアーに 夫と二人で 申し込みました

 

なぜか バスの車内では

オランダ語が飛び交い(里帰り?)

オランダ語ってドイツ語を 

ちょっとふわふわさせた感じで

なんとなーく 意味がとれたりするので

会話の内容当てしたり

(聞き耳立てて ごめんなさい)

窓からの風景を眺めているうちに

キューケンホフ到着!

keukenhof.nl

 

さすが

チューリップの国オランダ

広大な敷地に

ありとあらゆるチューリップ

と たくさんのお花

だけど いいなーと思ったのは

いかにもヨーロッパらしい 

整然とした花壇より

大きいのも小さいのもみんな

ごった混ぜで 

好き勝手に咲いているように見える

お花畑

色とりどりの 

迷いそうなほど広大なお花畑は

行けども行けどもキリがなく

ほとんど酔っ払いそうになって

約束の時間ギリギリに 集合場所に

戻り着いた私たち 

 

陽気な添乗員のおじさんが

点呼を取り

4人ほど まだきていない

まあ まだ時間丁度だし

ちょっと待ったら来るでしょ 

と 思っていたら

ぶるるん とエンジンがかかり

「時間になりましたので出発します」の

アナウンス

 

え? まだ来てないよ

おいてくの!?

せめて 5分くらい 

待ってあげないんかーい!

ドイツって ほんと こうゆうとこ シビア

 

だけど これぞ自己責任 ってことなのか…

(日本だったら 遅れる人を待ってあげて

他の人は「黙って我慢」になるんだろうけど)

 

なにしろ 自分達は 集合時間に

遅れなくて良かった と

胸を撫で下ろすと共に

おいて行かれた 四人は

どうやって帰るんだろうと心配になった

(だって、バスの中にストールとか置きっぱなしだったし)

 

バスの中は

広大な公園の中を歩き回って

疲れ果てた

ドイツ人とオランダ人と

若干2名の日本人で

行きとは打って変わって 物静かな雰囲気

(添乗員さんだけが 陽気に喋ってた)

 

ぼーっとしながら 窓の外を見ていると

なぜか 広大な工場敷地のような 

だだっぴろくて広い道路を バスが走ってる

来る時とは また 違う道を通っているのかな?

とは 思ったけれど

 

こちらも迷路のような そっけない風景が

ずーっと変わらない

さっきも ここ 通ってない? 

まさか 迷ってる?

なんて思った時 添乗員さんが

 

「迷いました!」とアナウンス

カーナビが ちゃんと 動作していないとかで

全く見当のつかない場所に 来てしまったらしい

 

え!? こんな有名観光地へのツアーでも

道に迷うんだ……  

そっから先は 

陽気な添乗員さんのトーンも ダダ下がり

あたりはどんどん暗くなり

風景も変わらない

 

今日中につけるのか と

心配になり始めた頃

やっと 添乗員さんが

「道がわかりました! 私たちは今日中に帰れます!」と

アナウンス

 

それまでシンっとしていた バス車内は

ちょっとおとなしめの お祭り騒ぎになった

そういえば 迷っている間

誰も道に迷ったバス会社に

クレーム入れてもなかったし

文句も言っていなかった

 

大人しく我慢強いのって

日本人の専売特許かと思っていたら

そうでもないみたい

(参加者の年齢層が、私たち以外は

ちょっと高かったのもあるかもだけど)

 

2時間遅れで 

デュッセルドルフに帰りつき

ツアー参加者は

運転手さんと添乗員さんに拍手拍手

チップまで奮発してた

 

そういうものなのかなあ

ごくごく普通の額でいいと思うんだけど

まあいっか

 

ヨーロッパ人の大人の対応と

集団行動時のシビアさを

目の前で目撃することになった

ツアー旅行でした