JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

オマール海老の美味しいお店が…

 

お題「旅行先で食べた美味しかったお店や料理は?」

 

 

ドイツのデュッセルドルフに住んでいた時

とってもお気に入りだったレストランが

いくつかあって

 

中でも よく行ったのが

フマーシュトゥーブヒェン(Hummerstuebchen) 

www.deutschlandgourmet.info

 

ここは フィッシャーハウス(Fischerhaus)というホテル に

併設されたレストラン

 

けれど この記事のためにHPに行こうとしたら

コロナ禍の影響か、閉まってた😱

大好きな思い出のレストランなのに

 

でも、ホテルは営業しているようなので

きっとまた再開してくれるはず

(ホテルの雰囲気はちょっと変わったかも)

 

フマーシュトゥーブヒェンの

フマー(Hummer)はロブスターのこと

直訳すれば 「ロブスターのお部屋」 

 

ライン川の河川敷から ほど近くにある

瀟洒な建物のレストランで

給仕さんは全員 背のすらっとした女性で かっこいい

お味は勿論のこと

特に冬、暖炉にゆらめく炎を見ながらの食事は格別

「だった」(と書かなければならないのが辛い)

 

そういえば 

夫の会社の婦人会(といっても5、6人)では

どなたかの帰国が決まると

お子さんを 終日ご主人に任せ

幼児連れでは入れない レストランで

女性陣だけで お見送りのお食事会

ここ フマーストゥーブヒェンにも行きました

 

このレストラン

当時住んでいた(Loerick地区にある)マンションから 

歩いて行ける距離だったこともあって

私たち夫婦のお気に入り

 

オマールの部屋と銘打っているだけあって

お料理はオマールづくし

オマール好きにはたまらない

ただ、前菜からデザートまで

アルコール分がたっぷり

 

それでも 基本的にお客さん達は

車で来ている人が多かった

(ドイツはワイン1〜2杯くらいなら 運転OK

ただ疑問

料理のアルコール分は換算しなくても 良いのだろうか?)

 

ちなみに私は アルコールに強くない

大学時代に所属していた

合気道部の飲み会打ち上げその他で

摂取したアルコールにて

一生分の容量超えしてしまいました

 

さて、こちらのお品書き

初っ端の (スープよりシャンパンの割合が多そうな) 

薔薇色のオマール海老のスープ 

これがほんわりふんわりとした 口ざわりで

まっこと美味しい

 

ただし

シャンパンとアペリティフとのダブル効果にて

こちらが下げられる時点で 既に 

陽気度50パーセント増し

 

お魚、お肉とコースは進み

その間にハーフボトルを2人で1本空け

(夫もお酒に強い方ではない)

 

締めのデザートが来る前 あたりで

私の一日あたりのアルコール摂取許容量が 

一線どころか

三線 を軽く越える

 

陽気だったのが 急に無口になり

テーブルに突っ伏したいのを我慢してるのに

気づかず喋りかけてくる夫に

目で「ちょっと今 会話は無理だから」と合図

 

夫によれば

顔は蒼白 目が座っているらしい

 

無言で机をじっと見つめて

過ごす10分間

 

その時間を修行僧のように

やり過ごしさえすれば 

無事に 復活

 

その後

洋酒をたっぷり使ったデザートをいただき

エスプレッソに添えられた

リキュールボンボンも

しっかりとお腹に収める

 

ちなみに、こちらのレストランは

お願いすると 量を調整してくれるので

ドギーバッグは必要なし

 

全てを堪能し 気分も復活 大満足

ドアをあけてくれる女性に

「美味しかったです ありがとう」 と

満面の笑みで声をかけ

危なっかしい足取りで 車に乗り込み

「食べすぎたー 飲みすぎたー 美味しかったー」と

人がもう見ていないからと タガが外れて

陽気にケラケラ笑いながら帰宅する

というのが 毎回のお決まり

 

アルコールに強い人だったら

お料理も雰囲気もサービスも

もっともっと堪能できる このレストラン

駐在員のご家族には

おすすめ なのにーーーーっ

 

本当に本当に再開してね

歳をとってから行きたいね、と話している

「思い出の地を巡るツアー」の中に

しっかり入ってるんだから