JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

量が多いの

 

 

カナダに住んでいた時に

お肉の大きさ、そして

マフィンとアイスクリームの大きさに驚いた

どちらも 私の大好物

冬でも欠かさず食べ続け 

おかげで 帰国時は人相が変わってた

 

ヨーロッパも人種が一緒だから

食べる量も同じだろうと 思ってたのだけれど

行ってみて

その予感は当たった

 

イタリアの山岳地方を旅行した時

地元の人たちで賑わうお店で 名物を頼めば

ジビエ生ハム(猪、鹿などなど)盛り合わせは

30cm直径のお皿に山盛りで

4人だって食べきれないでしょ という量が来た

旅行先だったので さすがに

ドギーバック(持ち帰り)で とは言い出せず

夫と二人 黙々と

お腹に 全て 詰め込んだ

 

ベルギーで入ったレストランで 

こちらも名物

ムール貝を頼んだら 

寸胴鍋サイズの バケツが

目の前にどんと置かれ

(もちろんバケツ1個が一人分)

その中は全てムール貝

 

ムール貝以外も食べたいのに 

ムール貝以外は食べられない量が来る

 

そしてドイツ

ドイツといえばポーク(Schwein)とポテト(Kartoffel)

ドイツのポーク料理と言えば

 

有名なところで

アイスバイン(Eisbein:塩漬けした豚のすね肉の煮込み)

シュバイネハクセ(Schweinshaxe:豚の脚をつけ込んで茹でてから焼いたもの)

シュバイネブラーテン(Schweinebraten:ローストポーク

付け合わせは勿論 じゃがいも

 

美味しいんですよ とっても

(特にアイスバイン

ほろほろと崩れる柔らかさはたまりません)

ただ、量が半端ない

本場で食べる豚肉料理は

日本のドイツ料理店で出てくる

お淑やかな量とは 段違い

 

巨大な塊が 目の前にどーんと置かれます

初めて見る人は まずそのデカさに圧倒されて

胃の半分くらいは いっぱいになってしまうはず

 

ただ、いくらドイツ人でも

全員が全員 大食漢というわけではないから

大衆レストランでなくとも

ドギーバッグ(Zum Mitnehmen:持ち帰り用に)を

お願いするって

ごくごく普通

 

以前の

キャビアの量が半端なくて蒼白」話

(多分、一番無駄になった)散財エピソード Im Schiffchen - JuniperBerry’s diary

に登場した

イムシッフェン(Im Schiffchen)

guide.michelin.com

 

こちらのレストランも

前菜からデザートまで 量が半端ない

初っ端の 「厨房からのサービスです」プレートだけで

私には一品分の量に見える

 

量をお腹に入れたい場合

ゆっくりと食べていては

満腹中枢がまともに働いて

お料理の大半を残してしまうことになる

 

そんな料理人さんに とっても失礼な状況を回避させてくれる

それがドギーバッグ

 

ドギーバッグがある」という安心感なしには

周囲の皆さん方が 会話を楽しみながら

エレガントにお食事している そのお隣で

私たち夫婦は 食べ残しを回避するため 

またもや黙々と

食べ続けるはめになりかねない…

 

ある日のこと

イムシッフェンにてお食事

美味しいお料理を堪能し

案の定デザートは とってもお腹に入らない

持ち帰りをお願いした

 

ウェイターさんが 

お安いご用と 

奥から持ってきてくれたのは

なんと 生花を上に飾り 

幅広のリボンをかけた

ウェディングケーキみたいに

豪華なお持ち帰り用の箱✨

 

まるで サプライズプレゼント

・:*+.\*1/.:+

 

ドイツのレストランの食事は量が多い

だけど、残りは持ち帰ります と

気軽に言えるのは

 

地球のことを考えても 

お腹の健康を考えても

とっても嬉しい

 

*1: °ω°