JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ほろ苦いもの 銀杏

今週のお題「ほろ苦い思い出」

 

「ほろ苦い」といえば

蕗の薹でしょうか

それとも ゴーヤ くわい?

 

いえいえ 私にとって

ほろ苦いと いったら

やっぱり銀杏

銀杏って ちょっと苦く 

ないですか?

 

銀杏が 好きになったのは

大人になってからで

子供の頃は そんなに好きではなかった

(庭の銀杏の木から 落ちる

臭い実を 毎年 ゴム手袋して

えっさほいさ 拾っていたのにね)

 

大人になってからの ある日のこと

成城石井に寄りまして

そこで「揚げ銀杏」なるものを

見つけて 買い求め

(今はもう 並んでいないようですけれど) 

食べてみたところ

私好みの味 ドンピシャ

 

おいしいの なんのって

1日で一袋 空けちゃう

くらい 気に入ってしまった

 

それからというもの

成城石井による度に 

買って買って

食べる食べる

2日で 一袋のペースだから

かなり早い

 

ですが

「美味しくって幸せー🎶」 と

悦びに浸っていたのは はじめだけ

 

そのうち なんか 違和感を感じ始めた

お腹の調子がよろしくない

痛くなったり お通じがXXだったり

 

何か 変なもの食べたかな?

とは思ったものの

すぐに治るでしょ と

そのまま生活を変えずにいたら

どんどん酷くなってきた

 

最近変えたことって

何だろう? と考えて 

思い至ったのが

 

「銀杏!」

 

試しに 食べるのをやめてみたら

ぴたっと不調が止まった

なんと 銀杏由来の 腹痛だったらしい

 

こんなに愛しているのに

なんてこと

 

ただ つらつらと思い出してみれば

ドイツで 要治療貧血になって 

記憶力や集中力が落ちた😱 と

不安になり

学習能力を 改善させると噂の

銀杏葉のお茶を飲んだところ

記憶力に変化はないまま

お腹を下した

それ以来 銀杏葉は こわくて

飲むことができない

(ちなみに オリゴ糖も同じ理由で無理)

 

銀杏の葉っぱはダメなのに

なぜ 銀杏の実は 

大丈夫と思ったのか 私

学習能力が乏しいとしか

言いようがない

 

ちなみに 

銀杏の苦味の素は アルカロイド

コーヒーなどに含まれる カフェインや

麻酔として用いられる モルヒネなどと

同類だそう

 

そしてもう一つ

ギンコトキシン 

これは名前を聞いただけでも

いかにもまずいやつ

銀杏中毒の原因物質

 

この物質が ビタミンB6の吸収を

阻害し 欠乏症に陥って

銀杏中毒を 引き起こすのだそう

 

症状には

吐き気 めまい 下痢

不整脈 失神 など

悪くすると 命の危険さえあるらしい

 

発症するのは

ギンコトキシンを分解できない

10歳未満の子供に多いのだそう

だから 子供は銀杏5個までね と

個数制限されていたのね

 

一般的に成人の

安心摂取量と言われているのは 

10個くらい

(大丈夫な人は 何百個食べても

大丈夫らしいけれど

体内に蓄えられたB6の量によるみたい)

 

銀杏葉でお腹を壊すくらいだから

私の ギンコトキシン分解能は 

子供並みなのかもしれない😱

 

これは

大大大好きだった 揚げ銀杏が

怖くて 食べられなく

なってしまった 私の

ほろ苦い お話