JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ドイツで生クリーム

私は生クリームが得意ではありません

 

だけど ショートケーキは好き

ショートケーキに 使われているくらいの量の

生クリームが 私にはちょうどいい

 

それ以上食べたら

頭がどよーんとして 気持ち悪くなって

顔が青くなって…

 

多分それは 以前お腹に飼っていた 

ピロリ菌のせいかと思われます

 

ピロリ菌に気を遣い

どこに行くにも 必ず

「ホイップ少なめで」 と

お願いする私

 

この「ホイップ少なめで」と

言い添える癖がついたのは

ドイツでのこと

 

ドイツで ケーキを頼むと

もれなく 山ほどのホイップクリームがついてくる

それは ケーキが主役か

ホイップクリームが主役か というほどの代物

 

ただし ホイップクリームなしで とお願いすると

既に誰かが食べた後の 

「あまり物」 といった 

極めて貧相な 見た目になってしまう

 

だからなのか

ホイップクリームなしで というと

店員さんが 「本当にいいの!*?」 てな顔をする

 

そこを

「いいの いらないの」と ちゃんと伝えないと

クリームを残す羽目になる

すると、店員さんから もっと

「残してるけど いいの!***?」 な

顔をされてしまうので

(私が行ったお店限定かもですけど)

 

「クリームは残すけど 普段は 

食べ物を粗末にしない

地球環境を 大切に考える人間なんです」と

心の中でつぶやきながら 

肩身の狭い思いをしながら

レジで支払う なんてことに ならないように

この主張は大切

 

***

 

なにしろ ドイツ人は ホイップクリームが大好き

ホイップクリームだけを カップに盛って食べてたり

なんなら スプレー式ホイップクリームのボトルから

直接 口に送り込んでいるのを 見たことだってある

(子供か!? いや 大人だった)

 

そんなドイツには

ホイップクリームの歌がある

 

みんなで 肩を組んで歌うのが 大好きなドイツ人

なぜか私も 知らぬ人たちと肩を組んで

生クリーム苦手なのに

ホイップクリームの歌」を(口パクで)歌ったことがある

 

原タイトルは

Aber bitte mit Sahne

ホイップクリームつけてね」

ドイツ人ならみんな(?)知ってる 超有名曲

(確か我が家にも この曲の入ったCDがあったような)

 

ウド ユルゲンス(Udo Juergens)の曲で

大ヒットしたらしい

 

♪  チェリーパイに洋梨のパイ

アイスクリームのフレーバーは 

パイナップルにサクランボにバナナ

もちろん

ホイップクリームを乗っけるのを忘れないでね ♪

みたいな歌詞だった と思う

 

だから(?)と言うわけではないけれど 

ドイツでは ホイップクリームとデザートは

一心同体 不離一体 

 

生クリーム苦手な 私みたいな人が

ドイツに行く時に

絶対に 覚えておくべきフレーズ

それは

 

おーねざーねびって! (OHNE SAHNE BITTE)

ホイップクリームなしで!