JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

母の味(固めがお好き)

 

母の味 というか 懐かしい味 

というのが どなたにもある と

思うのですが

 

そして その味を

引き継いだり

似せようと 

苦心している 私のような

方も いらっしゃると

思うのですけれど…

 

かく言う私にも

懐かしい母の味 あります

煮魚 クリームシチュー

カレーに お雑煮

ナスの炒り煮 ハンバーグ 

プリン などなど

 

煮魚とお雑煮は 

夫が 大好きなので

我が家の味に 引き継いでいます

 

煮魚は 見た目

ほとんど照り焼き

味醂、醤油、お酒が 

とろーりとなるまで 

じっくり煮詰める

それだけなのだけれど

火から下ろすタイミングに

気を使う

ちょっと目を離していると

焦げ臭いお魚に😱

まだまだ私は 修行が足りぬ

 

実家のハンバーグは

なぜかボールみたいに

厚みがあるから 

なかなか中まで 火が通らない

ずっと焼き続けて

端っこが焦げているのは

ご愛嬌

 

実は肉肉しいハンバーグも

大好きだけど

お肉のエキスを

もれなく使った

ソースが好き

 

ただ母は 時々 

冒険心を抑えきれないのか

こりゃ何だ? と言う

不思議な(私的には) お料理が

食卓に並ぶ

 

その中には

家族(私)の願いを無視して

なぜか食卓の 定番の位置を

獲得したものも

 

その筆頭が

 

温野菜のホワイトソースがけ の

野菜仲間に入れられた

 

きゅうり

 

蒸し上げた

人参、じゃがいも、カボチャ

サヤエンドウ アスパラなどは

美味しいんです

大好きです

 

ただ、なぜかいつも

場違いにも きゅうり🥒が入ってる

(冬瓜か何かの代わりだったのかなあ?)

 

茹で(蒸し?) きゅうりの

どんよりと濁った

緑色 

いかにも 私好みではなく

味も 予想を裏切らない

(私が子供の頃 きゅうりが嫌いだったのは

この料理のせいかもしれません)

好きになったもの 嫌いになったもの その2 - JuniperBerry’s diary

 

だけど

食べ残しでも しようものなら

うちの母の場合

倍返しならぬ

「3倍盛り」で 返してくる

 

仕方なく 

小さく小さく 切り分けて

ホワイトソースまみれにして

色を隠して食べていた

 

度肝を抜かれた物は 他に

母が 町の教室で

習ってきたとかで 

大鍋を出してぐつぐつと

蒟蒻芋から作った

スーパーボール代わりにでも

なりそうな

恐ろしく固い

こんにゃく とか

 

木綿豆腐というよりは

枠豆腐とでも言ったほうが良さそうな

豆の塊豆腐とか

 

(母は手作り豆腐が

とても気に入ったらしく

これを持って行って

お豆腐を作りなさい! と

私が海外に行く時の はなむけに

お豆腐の型を くれた)

 

他にも

スプーンを跳ね返すほどの

いちごジャムとか

 

ただ、この固すぎて

パンに塗る事不可な

いちごジャムが

ヌガーみたいで 好きだった

 

こんにゃくもお豆腐も

私が大学に入ってから作り始めたから

そんなに頻繁に食べたわけではないけれど

ただただインパクトが強すぎた

 

だからか 

この年齢になっても覚えてる

 

おかげで 子供達は

何にしても 

「固めが好き」な 大人に

育ったので ありました