JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その9  シベリア鉄道

さてレニングラードサンクトペテルブルク)から

世界最長の路線(約9300km )を誇る

シベリア鉄道に乗車して ハバロフスク(モスクワから約8500km)を目指します

 

ちなみに シベリア鉄道の終着駅は日本海沿岸のウラジオストック

ただし、私が旅行した時は 

ロシア海軍司令部の置かれたウラジオストックに 

外国人が足を踏み入れることはできませんでした

 

もし、ウラジオストックまで行けたなら

船で日本に帰国 という手もあったかな?

いやいや 船は苦手なので それはないない

 

 

さて、カナダでチケットを予約した

ロシア専門旅行社の 女性によると

「とっても快適、シャワーも完備

とってもとっても豪華な寝台列車」との触れ込みだった

 

シベリア鉄道 ですが

 

外観はごく普通

もっときらきらを 想像していた私は

???

 

中に足を踏み入れて また

?????

 

正直に言いますと

これが? 豪華? どこが?

 

見た目も 中に入っても

ごくごく普通の寝台列車

もっといえば、日本の列車の方がずっと居心地が良さそう

 

そして一番ショックを受けたのが

シャワールームがどこにもない!😱

これから何日も シャワーなしで過ごすってこと!

(お姉さんっ「あるって言ったじゃない!」 と恨みつらみを言っても後の祭り)

こんなことなら、途中下車をいくつも入れておけば良かった(T-T)

 

どうする私🙀😱

 

愕然としながらコンパートメントに戻ると

前の廊下に目を引くものが

それは巨大なサモワール(ロシア製湯沸かし器)

 

ロシアはイギリスに負けず劣らぬ 紅茶愛飲国家

それもジャムを入れたりお酒を入れたり

なかなかパンチのあるお味がお好き

 

そしてこれから 毎日 朝昼晩+おやつの時間と

車掌さんがコンパートメントに紅茶を運んできてくれる

 

そして、お茶の時間の他にも、このサモワールには

とってもとってもお世話になった

 

今から考えてみれば お姉さんが言っていた

「超豪華寝台列車」は

ロシア=レニングラード間を結ぶ

「赤い矢号」のことだったに違いない

うーむ、不覚

 

「赤い矢号」は 

私の乗った1等でさえ お食事もそれなりだったし

「特等」になれば 個室毎にシャワールームがついているそうだから

 

ちょっとでも考えたなら シベリア横断鉄道は

ロシア中心部から極寒の地シベリアを通って

極東の地方都市を結ぶ列車

 

貨物列車ならわかるけれど

そこに超豪華列車が走る意味、あまりないよね

前のめった私の 大きな勘違いなのでありました

 

ただ、だからこその体験も沢山できました

そちらについては次回に