JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

びっくりしたけど平穏

先日は座敷舞のお稽古の日でした。

 

(これまで、どっかこっかで注意が入り、

一度も通してお稽古してもらえていないけど)

次回こそは、

途中でテープを止められることなく、

『老松』を一曲まるまる通しでお稽古してもらう!

 

との意気込みで、

一週間、注意されたところを繰り返し練習しました。

 

どきどきして迎えたお稽古の日

 

テープも巻き戻してあるし、

午前中に復習もした

あとは緊張しないように

頑張れ私!

 

 

私の番が来て

お師匠さんに『老松』のテープを渡そうとすると、

 

 

「そろそろ次いこか

『老松』は自分でお稽古し」

 

 

ふえ〜〜〜?

すごく頑張ったんですが、

見ていただきたいんですが

(前回、あれだけいろいろ言われたんですが…)

 

けれど、和のお稽古事では

お師匠さんの言葉は絶対

口答えは厳禁です。

 

あれだけ「できない、できてない」と悩んでいた箇所を

クリアできていないまま、

さらっと次の曲に入ってしまいました。

 

苦手な動きを、一曲で習得するなんて事はできないから、

何曲もかけて、同じ動きを注意され、教えてもらいながら

少しずつ直していくということなのかな。

 

となると、『老松』で課題だった動きも、これから

何回も何回も繰り返し指摘されるんだろうなあ。

それはそれで震えが…

 

 

さて、新しい曲は『めぐる日』

 

ちょっと調べてみたところ、

梅や鶯が出てきます。

初春の曲なんですね。

 

ああ、もうそんな季節になったんだなあと思います。

 

お稽古では、季節に合わせて

練習する曲を選んでくださる事が多いです。

 

春は『菜の葉』や『春雨』

夏なら『夏は蛍』『四季の海女』

秋には『山姥』

お正月なら『鏡餅』『万歳』

ただ、『石橋』などの長めの曲は一年近くかけることもあるし

『老松』みたいに重い曲も通常よりも曲に入ってからが長めになることも。

また、『黒髪』は舞妓さんが芸妓さんになる時に舞う曲だからか、

お稽古でも、まずここで一区切り、みたいな意味があるのかもしれません。

 

 

 

『めぐる日』は

短めの曲みたいですが、私の苦手な手拭いづかい

さてこれからどんな振りが出てくるんでしょ。

 

 

 

さて、お稽古の後

 

特に自覚はしていないながらも

新しい曲に入って嬉しかったのか、

それとも『老松』の厳しい稽古が一段落して

気持ちが楽になったのか、

 

帰りに、正起屋さんで

ご褒美レベルのお買い物

「ネギ塩鶏モモ」を2枚購入

 

これから曲合わせに入るまでの、

振りを習う間、

緊張はしても、比較的穏やかな日々が続きます🎶