JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

朝からダンス

 

私は、楽しいことや気掛かりな事があると

一気に眠れなくなるタイプ

なので、眠れない日は朝の4時くらいまで

目がらんらんのことも

(でも、徹夜はできないので 少しでも寝る)

 

それでも、朝は決まった時間に起きなければならない

というのも

うちの子(インコ)を起こして

うちの子用の朝ごはんを作らなければならないから

 

寝ぼけ眼で

のののののーっと起きて

自分の体重測って 体温測って

歯を磨いて 顔を洗って

着替えて

やっと少し目が覚める

 

そして

インコケージのカバーを外す

 

すると

「あら、もう起きる時間なの?」

なら、起きてあげるわ的に

 

お嬢タイプ(=甘えん坊でわがまま)の

うちのインコが

そろっと片足を差し出す

 

彼女を手に乗せ

窓際のスパイラルパーチに

お出ましいただく

 

彼女は朝型

今さっき起きたばかりのくせに

 

ぴーひゃらぴーひゃら

歌を歌い出し

 

窓の外の虫やら小鳥やら飛行機?やらに

「みてみてーあたし、ここー プピーっ」

とアピールの絶叫を(私の耳に)お見舞いする

 

食事よりも楽しいこと優先なので

気に入った破壊系おもちゃがないと

また

「なんでお気に入りのおもちゃがないのよ キョエーっ」

と絶叫

 

 

集合住宅に住んでいるので

(皆様にその旨ご挨拶はしているものの)

絶叫はまずい

 

 

 

ちなみにウチのインコの本気の絶叫は

3軒先まで届くレベル(では? と思えるほど大きい)

 

斯くして私は 

彼女の朝ごはん用に

野菜をみじん切りにしていた手を止め

 

(ちなみに今日のメニューは

小松菜、にんじん、赤ピーマン、ケール

蕪の葉、ブロッコリーの茎、りんごのみじん切りを

じゃがいもマッシュに混ぜて

カラフル野菜のポテトサラダ風?)

 

絶叫をおさめていただくべく

彼女のご機嫌とりをする

 

正面に立ち

大好きだよー、可愛いよー

いい子は絶叫なんてしないのよー

 

すると、注目されるのが何よりも大好きな

彼女は 首を上下に そして

体ごと上下に屈伸を始め

喜びのダンスを踊り始める

 

白色オウムさんがよくやる

ヘッドバンキングをもう少し幅狭く

ゆっくりにした感じ

 

(以前の子も 嬉しい時にやっていました

インコやオウムに頭をふりふりする子は多い?)

 

ただ、彼女の場合

気質が わがままお嬢なので

私も一緒にやらないとご機嫌が悪くなり

またもや絶叫アゲイン

 

ゆえに

まだ起きたばっかりで

はっきりとは目の覚めていない私も

 

彼女と一緒に

ソフトヘッドバンキング

ぼーっとした頭で やるはめになる

 

 

まあ、2~3回一緒にすると

満足するのか

あとは絶叫せずに

ご飯が準備できるのを待っていてくれるので

 

なんだかんだ

お付き合いしています 

 

 

朝っぱらから 寝ぼけ頭に

ヘッドバンキングはつらい

 

 

 

 

 

 

 

 

初詣は

 

京都に越してきてまもない頃のこと 

せっかくだから

初詣には有名どころに行ってみようか と 思い立ち

お正月の それも三が日に

伏見稲荷大社に行ったことがあります

 

千本鳥居で有名な

外国人にも大人気の伏見稲荷大社

 

伏見稲荷大社に行くには

京阪電鉄JR奈良線を使います

 

外国からの人達にもアクセスが良く 

わかりやすいからでしょうか

JR京都駅発のJR奈良線

伏見稲荷大社に行く人で

お正月でなくとも激混み(コロナ禍前)

それは 東京山手線並みの混み具合

 

それは 伏見稲荷大社で8割方が下車して 

その後車内はがら空きになるという程

 

引っ越してきてばかりでも

そのくらいは知っていた

 

そこで、JRは避けて京阪で参りました

さすがに多いけれど、それでも

予想していたほどではなく

これは案外、するっといけるんじゃない? 

 

最寄駅で降り

人の波に乗って伏見稲荷大社に向かいます

参道まで流れが止まることもなく、意外にスムーズ

 

ところが、だだっ広い階段に差し掛かったところで 

人の流れが

ぴたっと止まってしまった

 

ここってほんの入り口だよね

顔を見合わせる私たち

 

そのまま待つこと20分

階段3段分くらい

その間、人の背中と頭しか見ていない

この分だと、たどり着く頃には日が暮れそうな ため

 

本殿の姿も形も拝まぬまま退散

手に握りしめていたお賽銭は、灯籠のところに置いてきた

 

それだけ人気となれば 

やはり一度は参拝してみたくなるもの

 

ですが

三が日以外に来るしかないね、と言ったまま

未だ初詣に伺う機会に恵まれず

 

 

そんな人混み苦手な私たち夫婦のお気に入り

初詣スポットは

 

比叡山延暦寺

 

京都市内よりも格段に寒い比叡山

延暦寺に向かうケーブルカーの改札で

駅員さんの配っている

ホッカイロをいただいて ほっこり

 

敷地が広大なので、静かに穏やかに回る事ができるのも

雪のうっすら積もった冬らしい景色も

比叡山の空気の身のシャキッとするような清々しさも

新年にふさわしいような気がして

少し遠いのですが、足が向いてしまいます

 

参拝してから周囲をゆっくり回り

御焚上(庭火?)の炎をゆったりと眺めながら暖をとって

胡麻豆腐を買い

のんびりと帰路につくのが我が家のお決まり

 

さて、今年の比叡山はかなり冷え込みそうなので

もこもこに着込んで行ってきます🎶

 

 

 

 

 

夢のお話

母の実家は打ち上げ花火で有名な町の田園地帯にある

実家の二階から見る花火は格別だったらしい

母によれば、建てる時、花火がよく見えるようにと注文したそう

 

打ち上げ花火の上がる日には

母の家族全員と、働いてくれている人たちも一緒に

2階に上がり、わいわいと花火見物をしたそうだ

 

だけど私は二階から花火を見た事がない

私が生まれる前から、二階には上がらなくなっていたから

 

 

そういえば

私がまだとても小さい頃

時代がかった夢を見た事がある

時代は明治? 大正? よくわからないけれど

昭和ではないことは確か

 

私は分厚い布団をかけて寝ていた

枕元には行燈? が 少し離れたところには火鉢があって

部屋は暖かかった

布団がわだったか、それとも私が着ていた着物らしきものの柄かは

定かではないけれど

さまざまな色の花や模様が、やけに目に鮮やかだった

障子を通して入ってくる光が

外は雪景色なのだろうと思わせた

 

その同じ部屋で私の家族(らしい、見ず知らずの人たち)が集まって

宴会らしきものを開いている

 

訳がわからないけれど

やけに鮮やかにくっきりとした夢で

起きた後も、その様子がずっと目に焼き付いていた

 

 

そして、私が大学に入った年

母と一緒に二階を掃除することになった

 

箒とはたきを手に 埃だらけの

昔の作りらしく 幅が広めの急な階段を上がる

 

登りながら

ああ、そうそう こんな感じ 

知ってる知ってる と思った

 

階段を登り切ると 家の南側全部と東側を

ぐるりと囲むように作られた廊下に出る

 

雨戸を開ければ ベランダのように使える作りになっている

母が、花火のための廊下と言っていた場所

子供達が座って花火を見物した廊下だ

 

雨戸を開けると、家を囲む紅葉の木の向こうに

一面の田んぼが広がった

 

所々虫食いになったり、嵌め込みの外れた手摺

何年も手を入れていないのが良くわかる

 

そして、湿った匂いのする障子を開けた途端

「ここだ」と思った

夢で私が寝かされていた部屋だった

 

けれど、畳は茶色くなって

夢の中の明るい緑色とは程遠い

 

内側には広い畳敷の部に床の間と凝った欄間

襖の奥にも部屋がいくつか繋がっているはず

 

一緒に上がった母に襖の向こう側の作りを話すと

 

「なんで知っているの」

と不審そうな顔をした

 

未だに、あれはなんだったんだろう と思っている

 

もしかしたら、夢を見る以前に

大人に黙って こっそり上がったのかも? だけれど

記憶にない

(それに、埃や蜘蛛の巣がすごくて、

蜘蛛嫌いの私が一人で登るとはあまり思えないし)

 

さて 2023年 どんな初夢を見るだろう

 

 

うふふ、っと思わず笑顔になるような 素敵な

初夢が皆様に訪れますように♡

 

 

大好きなのに

 

私 ケンタッキーフライドチキンが食べられなくなりました

大好きだったのに😫

 

大学2年生の頃、食べた後 顔が真っ赤になり

それを性懲りも無く何回か繰り返した後 

食べるのを諦めました

 

その他にも ポテトチップスとか歌舞伎揚とか

大好きなのに 

食べた後 お腹の調子が悪くなったり 気持ち悪くなったりして

食べるのを諦めた大好物は多数

 

そして 最近その理由(?)が明らかに

 

お腹にピロリ菌を飼っておりました

 

父も母も胃炎もちではなかったので

あまり気にしていませんでした

まあ、田舎育ちなので、いるだろうなあとは思っていましたが

 

検査でピロリ菌がいるとわかるやいなや

色々なところから ことあるごとに除菌除菌と勧められるので

 

思い切って除菌

 

そうしましたら

時折なんか気になるお腹の痛みが治まり

そして

今度は消化能力が抜群に良くなったということでしょうか

逆流性胃炎になってしまいました (T T)

 

ふと、消化パワーがアップしすぎということは

それを利用したらいいのでは? と思いつき

 

思い切ってフライドチキン購入!

 

久しぶりに食べた

フライドチキンの美味しかったこと!

 

そして

(除菌のおかげかどうかは定かではないけれど)

顔も赤くならないしお腹も痛くならなかった!

 

ピロリ菌には悪いけど

除菌万歳

 

 

 

 

 

 

 

師走のお散歩

雨が上がって

気持ちのいいお天気が復活した日

太陽の光恋しさに 散歩に出かけました

 

寒くなってからは 

用事なしには 出かける気になれずにいたけれど

一歩足を踏み出してみれば やっぱり気持ちがいい

 

12月の晴れた空は 春や秋とは違う青

空気や光や音を直接肌に感じて 

五感が喜んでる気がする

うれしかったのは

夕陽を浴びた松の木が

印象派の絵のように見えた事

お稽古納めと着物のお尻の話

今年のお稽古納めも無事(直しどころは満載ですが)終わり

来年の初稽古は約1ヶ月後

お師匠さんに指摘された箇所を、それまでに

どうにかこうにか形にすべく

筋が細くて頼りない私は

練習回数勝負で頑張ります!

 

ただ、無事とは申しましたが

実は、無事ではなかったものが…

それは私の着物のお尻

 

腰を落として体を捻った途端

 

プチチ、と糸の切れる音が😱

 

その日は稽古納めだからと

いつものポリエステル着物ではなく

たれもの(紬ではなく精錬した絹糸の)着物で行ったのがまずかった

 

まっすぐ前を向いたまま顔がひきつり

お師匠さんの声も上の空

 

この音なら、1cmくらい?

普通に歩けばわからないよね?

白い着物だったら人目につくけど

紺だからだいじょぶ きっと

みたいなことが頭の中を駆け巡る

 

日本舞踊というと

みなさん、とってもおしとやかで

ハードな動きなんてしないんでしょ 

お上品ねと  仰る

 

違います!

 

それはおーきな誤解です

 

これまでいろんなスポーツをやってきましたが

始めた頃は 日本舞踊が 一番ハードなんじゃないかなって思いました

 

お稽古ごとに新しい箇所を痛めるんです

それは箇所によっては寝返りを打てないほどの痛さ

多分、日頃使わない筋肉を動かすのでしょうね

 

特に、私はそういう曲(動きの大きい曲)を

教えていただく事が多いのかもしれませんけど

 

びょんと飛び上がって一回転して

片膝ついて着地

(音出さないで着地しなくちゃならないらしいんですが、無理です)

 

とか

 

立膝の状態から後ろにそのまま倒れ

くるっと横に転がって立ち上がる

(これは家でちゃんと帯をせずに練習したら

一回で腰を痛めました)

 

とか

 

片足立のまま、両腕をゆらゆら動かしたり

歌舞伎の見得を切るみたいな動き(表情はつけませんが)をする

 

とか

 

跳び上がって 両足の踵をお尻につけてから

右向いて立膝で着地

そのしゃがんだ体勢から同じように跳び上がって

今度は左向いてしゃがんで着地

 

とか

 

もう曲芸ですか? って感じです

 

(お師匠さんクラスになると

跳び上がって、あぐらで着地とかされているので

私がひーひー言っている位の動きは

ハードの範疇にも入らないのですが)

 

そして

それら全ての動きが着物のお尻にはとっても酷

 

お尻をついて くるっと方向転換とかするので

破れなくともお尻部分の布が伸びて ぽこっと出てしまうなど

なかなかかっこ悪いです

なので

お稽古着物は浴衣かポリ着物が定石

 

ただ、すごいなあ、と思うのは

和裁で仕立てをお願いした着物は

ぐいっと引っ張っても 切れるのは糸なので

布が裂けることは まずない というところ

これが洋裁だと 糸は切れずに布が裂けてしまいます

 

和裁をしていらっしゃる方から

力がかかった時

「糸が切れるように縫うのが和裁」と

伺いました

 

布さえ傷にならなければ サイズを変えたり

紬なら裏表にしたり

 

どこかに擦れができてしまったとしても

着物から羽織りものに

それでも無理なら布団がわや座布団にと

形や用途を変化させることで物を大切に使ってきた

日本ならではの知恵なのでしょうね