JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

PTSDならぬ PTED?

www.womenshealthmag.com

 

こんな記事を読みました

PTEDって いう言葉があるんですね

知りませんでした

Post-traumatic Embitterment Disorder

心的外傷後憤慨障害というのだそう

 

PTEDと検索に入れても 

ほとんど 出てこないので

広く認知されている言葉 では 

なさそうです

ただ 心理学サイトでは

文献がいくつか出ているようなので

実際 研究は されているらしい

 

それにしても

「憤慨」って言葉 

見るからに 心理的に悪そう

 

ちなみにPTSD

心的外傷後ストレス障害

Post-traumatic stress disorder

 

何らかの心的ショックを受けたことで

PTSDでは 

命をおびやかされていると感じ

PTEDでは

自分の信じていること=生き方が

攻撃されていると感じる

 

PTEDは 自分が 蔑ろにされている

大切にされていない と

感じることで 生じる 

「憤り」によって

心身に不調が出てしまっている状態

なのですって

 

現代に生きる

私たちを取り巻く環境は

生身の付き合いが希薄になっていて

 

実際に生身の人間として会うのと

画面上、もしくは文字と

向き合うのとでは、

一回の情報量が 格段に違う

 

実際に人と会ったり 

何かを経験する時には

一回の情報量が深く密

一方の

SNSの世界では

情報の数は 多くなるけど

密度は薄い

 

だから どうしても 

少ない情報から 

判断をせざるを得なくなって

思い込みや 勘違い

表面的な理解につながりかねない のね

 

そして 相手が自分の予想とは

違った反応をした場合

情報量が少ないために

「もしかしたら?」 の

グラデーションをつけられず

「裏切られた、自分は大切にされていない」 と

YES or  NOの 

白黒思考に陥って 

相手に恨みを抱き

ひいては「恨み」が

アイデンティティの一部にまで

なってしまう

 

そう考えると 現代って

憤慨感情を持ちやすい条件が

揃っているのかも

 

***

 

そういえば

現代の子供達は

周囲から肯定されて、世界は平等とばかり

教えられるけど

実際の現実は 否定されることも多いし

不平等を感じることだって多いから

社会に出てから

その現実に押しつぶされてしまうんじゃ

ないかしら

 

勝ち負けのない 徒競走とか 

優劣を無理に消した 学校生活なんて 

百害しかないんじゃない? と 私は思う

 

***

 

さて 話を戻して 

いちいち 憤慨していては

周囲からも孤立するだろうし

健康にもよろしくない

(恨みは免疫機能を低下させるし

睡眠状況も悪くなるし

体調不良、引いては痛みまで 感じることさえある)

まず 憤慨が持ち味の人だなんて

評価は ごめん被りたい

 

そこで

PTEDから逃れる方法 とあったのが

 

1.自分の感情を押さえ込まず

(これが 最もやっちゃいけないことだそう)

 

2.恨みをできるだけ早い段階で認め

(聖人君子である必要は ないのよ)

 

3.気に入らない行動をとっている人に 

向き合うか

それともさっさと離れてしまう

(目の前になければ考えなくて済むものね)

 

そして

もしかしたら 憤っている対象は

そもそも 恨みをもつようなことではないのかも

早とちりだったり、思い込みだったりしていない?

と ちょっと距離を置いてみる

 

人間、自分に自信がないときは

過剰反応したり

腹を立てやすくなってしまうもの

早とちりで 悪い方に考えて 爆発してしまって

取り返しがつかない なんてことにならないように

 

その日 良かったことリストとか

感謝日記を書いて

自分には価値があるってことに

日頃から目を向けるようにするのが

効果的らしい

 

ということで 一休止していた

「好きなこと」リスト

再開します