ブログで エッセンシャルオイル
(精油)について
時々 書いています
先日も書かせていただきました
眠い時には寝るが一番 (だけど起きなきゃいけない時には) - JuniperBerry’s diary
そろそろ香りのお風呂 - JuniperBerry’s diary
とったはいいが - JuniperBerry’s diary
実は私 香りが大好きで
エッセンシャルオイルだけでなく
香水も好き
アロマショップや
デパートの香水売り場には
高校時代から 入り浸っておりました
ですが 今現在は
使用頻度が 以前より 格段に減りました
お風呂や洗面所で使うか
もしくは
ティッシュに垂らすくらい
以前は何本もあった
これだけは外せない という
ボトルのみ(といっても15本ほど)
に減らしてしまい
それらの中には
封をしたままのものもあります
香水は
プレゼントにいただいたものや
ボトルの綺麗なものは
とっておいてありますが
飾っているだけで 使いません
なぜかといえば
ペットと暮らしているから
これまで インコと暮らしている私が
精油について書いたことで
読んだ方によっては
ペットと暮らしていても
エッセンシャルオイルを 使って
全く問題ないのね
そう 思わせてしまっていたとしたら…と
とても心配になりました
説明が足りていなくて
申し訳ありません
今回 ペットとアロマについて
私が気をつけている事などについて
書かせていただこうと思います
***
ペットと暮らしている人が
精油(エッセンシャルオイル)を使う時は
細心の注意が必要です
専門知識がない限り
もしくは
専門的なアドバイスがない限り
ペットと同じ部屋での使用は
控えた方が良い と 私は思っています
***
人工的な化学物質の混ざった
アロマオイルや
フレグランスオイルとは
別物
植物から抽出された
天然の有機化合物です
自然の香りではありますが
自然界にある状態の
何倍も濃縮されています
ちなみに
ローズのエッセンシャルオイルは
3tの花びらから
たった1kgしか作ることができません
バラ60本を蒸留しても
わずか1滴=0.05mlです
それだけに 作用も強力
自然界に暮らす動物たちが
触れる機会のない
濃度の物質でもあります
***
動物は嫌いな「におい」は
自分から避けますが
危険な「におい(化学物質)」について
自分で気づき
逃避反応を 起こせる訳では
必ずしもありません
人間だって もし
臭い「におい」がつけられていなければ
ガスが漏れたかどうか わかりませんものね
***
鳥は 嗅覚が鋭い訳では ありませんが
呼吸器官の作りが 独特なこともあり
(肺だけでなく 体全体に取り込む)
香りを 空気中に
拡散させるような 使い方をした場合
「かおり」物質の
摂取過剰になりかねません
特に部屋が狭い場合に
危険性が高まり
実際に事故も 起こっているようです
人間にとっては
極少量だとしても
サイズの小さな子には
影響が強く出かねません
強制的に揮発拡散させる
デフューザーや アロマランプなどは
極力 使用しない方が
良いと思います
また 横浜小鳥の病院の 海老沢先生が
ツイッター(現在のX)にて
クエン酸や殺虫剤 コバエの誘引剤などが
危険であるという記事を
アップしていらっしゃった
記憶があります
鳥に対する 香り成分の影響については
まだまだ研究の 途中段階のようですけれど
***
わんちゃん 猫ちゃんに関しては
詳しくないのですが…
体の作りをしているため
脂溶性物質である エッセンシャルオイルは
全て禁忌と考えた方が良いようです。
猫に比べると 犬はまだ
「におい」に対する
許容範囲が広いようで
犬用のアロマスプレーなども
販売されているのですね
それでも
柑橘系の香りに含まれる成分
シトラールなどには 神経毒性があり
直接触れることで
皮膚に炎症を起こすことが
知られています
レモンやベルガモットなどの
柑橘系の香りは リフレッシュできると
人間の間で人気ですが
犬にとっては ストレスのかかる
「におい」ということになるでしょうか
また エッセンシャルオイルでは
ありませんが
有機溶剤(マニキュアなどのシンナー臭)や
タバコの煙も
呼吸器系疾患や リンパ腫などの
リスクを高めると 言われています
安心安全を求めるならば
自然界に存在しない物
(濃度含む)は
同じ部屋で 使わない方が
無難かもしれないですね
***
「におい」に対する
アレルギー症状が出るのは
刺激を受けてから
1時間位が多い様ですが
その際に
よく見られるのが
鼻水
鼻をぐすぐすさせていると
風邪や花粉症かな と
思いがちですけれど
症状が長引く時は
「におい」に対する アレルギーを
疑ってみても 良さそうです
他にも
吐き気や下痢
気管支炎、痒み
蕁麻疹、疲労感
など
人間と同じような症状が
見られるらしい
***
ペットと暮らしている方が
エッセンシャルオイルを 使用する際は
ペットのいる部屋ではなく
・別の部屋で
・動物たちに触れないように
・動物たちが嗅がないように
また 使用後は
・しっかりと手を洗う
(ペットが舐めたりするのを防ぐため)
などの対策が必要かと思います
もし、「におい」中毒が
疑われる場合は
すぐに
・換気
・原因物質の除去
・獣医師に相談
する事が大切
***
精油(エッセンシャルオイル)は
使用法を誤れば 人間にとっても
危険な物質となってしまいます
幼児や妊婦への
使用が禁止されている種類もありますし
病気によって 使用不可の精油があります
雑貨として 簡単に手に入る精油ですが
「におい」の体にもたらす影響が
よくわかっていない
動物たちと一緒に 暮らしている場合は
より 慎重に扱う 必要があると思います
***
精油は種類によって
含有物質が異なるため
効能もそれぞれです
それらの物質が 濃縮されているからこそ
高い効果が期待されるのですが
使い様によっては
逆効果になってしまいます
人間に使用可能だからといって
動物に使用可能という訳では ないですし
また ある種類の動物に
使用可能だからといって
他の動物に使って OKというわけではありません
***
脅すような事を
沢山書いてしまいました。
もしかしたら
神経質すぎ と思われる方も
いらっしゃるかも とは 思うのですが
大切な家族のためにも
強い香りを放つ
商品を 使用する際は
慎重にしなくてはね って
思っています