JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

静かな時間

 

お題「いいなと思う海外の習慣」

 

 

ドイツのRuhe Zeit(静かにする時間)かな

以前も書いたことのある この習慣

ドイツには「お静かにタイム」がございます - JuniperBerry’s diary

 

もともとがキリスト教国には

安息日が決められていて

日曜日は仕事をしちゃいけないんですよね

 

最近では さすがに緩和されているようですが

1回目のドイツ滞在では

日曜日になると どこもかしこも閉まっていて

24時間ストアのある国から来た人間には

信じられないくらい不便な国に思えた…

 

先進国なのに

なんで日曜日にスーパーが開いてないのっ⁉️

と 愕然としたのを覚えてます

 

多分、Ruhe Zeitもその流れなのかもしれません?

日曜日には神様のことを思い考え

大きな音を出さない

騒がしくしない

 

もちろんパーティーで騒がしくしてしまうこともあるけれど

度が過ぎると通報されて

ポリツァイにドアをノックされます😱

 

それに加えて、朝7時前と夜8時以降 と

お昼過ぎの13時〜15時くらい(州によって変わる)

大きな音を出しちゃあ いけません

 

日本でも早朝深夜の騒音は出さないようにしましょうね

ということにはなってますけど

ドイツの場合はそれが法律で決まっている

 

静けさを感じられる時間が

1週間の決まった一日と、

そして 毎日決まった時間にある

 

日本に帰って 一番残念だった事のひとつが

この Ruhe Zeitが ないことだったかも

 

始終 音に晒されていると

気づくけなかったり 紛れてしまったり

忘れてしまう事って 多いけれど

静けさの中では

日頃 押しのけたり押さえつけている

感情や思いに 意識が向き始める

 

特に 日本の街中は

不必要に音が多くて

電車に乗る時などは

耳を抑えたくなることも

 

そういえば、思索に耽るには

静けさが必要

ドイツ人に哲学者が多いのって

そのせいかも しれません

 

強制的にでも

静かな時間が確保されていた 私のドイツ時代は

精神衛生的にも 良かったような気がします