JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

鉾建てとお茶席

 

引っ越し疲れを癒してほしいーーーっ

ということで

先日 恒例の鍼灸院に行ってきました

 

今回は筋肉疲れもあったので

按摩(リラックス系マッサージではなく

筋肉にしっかりアプローチしてもらう方)を

がっつりお願いしてきました

 

あとですね

新しい部屋に越してきてからというもの

なんか睡眠の質がよろしくない

5時間未満で 起きちゃう

そして昼間 恐ろしく眠くなる

あれ、なんか眠い、と思ったら

突っ伏してる

(15分くらいで目が醒めるけど)

 

新しい部屋が落ち着かないのか

それとも 上に誰かがいるというのに

慣れていないのか

理由はよくわからないのですけど

 

そんな感じに 睡眠不足なので

「施術途中で寝ちゃうかもしれません」 と

按摩師さんに事前に伝えておいた

 

というのに

おしゃべりに花が咲いて 目はぱっちり

ひたすらに喋り倒していた

 

はずが 

いつの間にか寝落ちして

寝ぼけながら 会話をしていた

 

その時はたしか 片づけの話をしていた はず

なのに 急に私

「そう、肉じゃがなんです、肉じゃがが…」

と言ったところで ビクッとして

目が覚めた

 

「いま私、肉じゃがって言いましたよね」

「言った言った、なんでここで 肉じゃが!? って驚いた」

と、二人で爆笑

 

さて今回

私には特技がある と判明した

寝ながら会話すること 

ただし 内容は自由気まま

 

鍼灸に按摩をお願いして

体は断然軽くなり

爆笑して気分も上がって

室町通から四条通へと向かえば

もう 鉾が立ち上がっていた

 

くじ取らずの長刀鉾も 

大好きな月鉾も 

函谷鉾も 菊水鉾も

屈強なお兄さん、おじさんたちが

二の腕に筋を浮き上がらせながら

鉾を建て 縄を巻いている

さあ 山鉾巡行まで カウントダウン

 

菊水鉾の名前が出たところで

祇園祭に行ってみようかなと考えていらっしゃる方へ

菊水鉾で催されるお茶席の ご案内です

宵山、宵々山では

菊水鉾の名前の由来でもある

菊水井のあった大黒庵の主人

千利休の師であった武野紹鴎にちなんで

軽めのお茶会が行われます

(日によって表千家裏千家遠州流と、流派が変わります)

 

雰囲気は

大寄せのお茶会の 

それをもっと簡易版にした感じ

こちらのお茶席

流派が違っても、お茶の作法を知らなくても

ちょっと座りたい とか 涼みたいから が理由でも

気軽に参加できるのが良いところ

 

このシーズンの京都は 暑いの何の

宵山宵々山の 賑やかで蒸し蒸しと暑い

祇園祭の京都を 歩いた後に

涼しいお部屋で のんびりと

お点前を拝見しつつ

縁の御道具を拝見しつつ 

いただくお茶は

いかにも京都という感じで

なかなかに格別

 

お薄に添えられる お菓子は毎回

甘菊の露を飲んで 長寿を保ったという

菊慈童に因んだ 亀廣永の 

つるんとしてひんやりとした

「したたり」

 

年によって色の変わる 菊を象った菓子皿は 

お茶席料に含まれているので お持ち帰りOK

菊を模った形が可愛くて使いやすいので

我が家では重宝しております

 

機会があったら

ぜひぜひお出ましくださいませね😉

 

 

祇園祭菊水鉾お茶席

7/13~16 お昼から夜9時頃まで(日によって変わるため、要確認)

場所:菊水鉾の会所(室町通)の2階

前売券:1600円

当日券:2000円

粽付き:3000円

前売券は茶道のお教室経由で購入する形が多いよう

 

13日・14日:裏千家

15日:遠州流

16日:表千家

 

・菊水鉾

応仁の乱(1467〜2477年)前には既に創建されていたと言われる

幕末に一度焼失し、1953年(昭和27年)に再興された