JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

まったりとお抹茶

久しぶりにお茶を点てました。

お抹茶を茶漉しでふわふわにして、

お気に入りの黒楽に茶杓で五杯

 

私はお抹茶多めがすき

お茶の先生に、

お薄のお茶は、けちっちゃだめ、

少し濃いくらいが美味しいわ

とお聞きしてから。

 

それ以来、自分一人でいただく時は

お濃茶とお薄の中間くらい(ここまでいくと邪道?)にしています。

 

お抹茶は友人お薦めの小山園さんの

お茶銘『壺切茶』

主菓子は十一月の私の定番

『亥の子餅』 ふたつ🎶

 

先週は川端道喜の亥の子餅をいただきましたが、

今回はちょっと奮発して

和菓子の王道、虎屋さんと

ほわっほわのお餅が独特な 塩芳軒さん。

 

まず塩芳軒さんの亥の子餅。

胡麻入りのうっすら紅色をした優しい色。

こちらの亥の子餅の特徴は、

何と言っても

マシュマロをもっと柔らかくしたようなお餅

塩芳軒の代名詞みたいなふんわりお餅を味わっていて

中のあんこを味わいそびれてしまいました。

 

お次は虎屋さんの亥の子餅

 

虎屋さんの生菓子は、美術品みたいだなあと毎回思います

手に持った時の持ち嵩りのする感じは

これこそ ザ・虎屋

自ら空気感を作り出してしまうような存在感は

素敵というより、厳かな感じ?

 

食感は餡も含めて、他のお店のものに比べるとちょっと硬め

手にすっぽり包んでみる かわいい けど食べちゃう

胡麻の香りがそっと口の中に広がって

うーん幸せ

 

子供の頃、毎年お歳暮やお中元で実家にいただいていたからか

私にとって生菓子といえば虎屋さん。

虎屋さんの和菓子が大好きなのは、

思い出の沢山詰まった味だからかもしれません。

 

そして、次にお薄

ちょっと濃いめで、表千家にしては泡立ちすぎのお薄をまず一口

あまーい!

お薄ってこんなに甘かったっけ!?

この甘さは小山園さんのなせる技ですね。

 

小山園さんのお抹茶を自宅用に買ったのは今回が初めてですが、

こんなに美味しいとは❗️

友達にさっそく「美味しかったよ」メールを送らなくっちゃ。

 

先日ちょっとしょんぼりすることがあったけど

こうやって、丁寧にお茶を点て、美味しいお菓子をいただいて

幼い頃の温かい思いでにひたり

 

気持ちの養生いたしました。