JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

夫のことは言えない

片付け 分別 遅々として進まず

 

だって

いろいろと出てくるんですもの

それも 手に乗るほどの小物が じゃらじゃらと

「これが金だったら わたしゃ大金持ちさ」

(童話の中の老女をイメージしてみました)

 

片付け始めて 改めて 

再確認したこと

 

私は 石が 好きなのだ

 

あっちゃこっちゃから 

出てくるわ 出てくるわ 

小石

 

買ったものもあれば

拾ったものもあり

 

なんの変哲もない石なのに

見ると 「あの時かな」 と思いだすから

不思議

 

鍵っ子だった子供の頃も

うっかり鍵を忘れて 

外で待ちんぼうしている時は

手持ちの本がなければ

 

実家の玄関に繋がる

道の両脇に敷かれていた 砂利の中から

綺麗な石を探して 

何時間だって飽きずにしゃがみ込んでいた

 

はい、手のかからない子でした

(思春期以降は別として)

 

そんな子供の頃に拾った小石は

「きれいー」と

水の入ったガラス瓶に入れて

机の上に置いといた

 

そのうち 藻が生えて 

全てが緑色の石になり

元の世界にお帰りいただいた

 

この世の中には 石が溢れていて

目に留まったもの 全てを拾っていたら

家が石だらけになってしまう と

さすがの私も学習し

今はほとんど 拾って帰りはしない

 

でもやっぱり

道を歩いていると

石ころに目がいって

 

素敵な石を見つけようものなら

うーん うーん でも

「だめ、持ち帰らない」と決めるまで

その前で しばし 逡巡してしまう

だから 私の散歩は 距離の割に時間がかかる

 

空や木の梢を見るのが好きで

石ころを探すのが好き

上か下をみている 

 

あ、そうそう この頃は

石だけじゃなくて 

羽も 目に飛び込んできます