昨日(5/5の)こどもの日
朝 いつもの道を お散歩
幅の広い 砂利道を
歩いてるのは
私 一人
のんびりと 歩いていたら
ん? 向こうに見えるは
いぬ?
いや 狐さん
こっちに向かって
歩いてくる
お、目が合った
狐さん
林の中に 入ろうとしたけれど
思い直して 踵を返し
そのまま 元きた道(私の進行方向)を
慌てた様子もなく
戻っていく
私との距離 10mほど
写真を撮っても動じない
けど
カーブにさしかかって
姿が見えなくなってしまった
そのうち
向こうから人の声
直線ルートに 出た時には
林に 入ってしまったのか
狐さんの 姿はない
カップルとすれ違って
また 私一人になった
狐さん どこいったかなあ と
ぼんやり 林の方を見ていたら
何だか 視線を感じる
さっ! とそちらを見ると
狐さんが こちらを見てた
私の視線に動じることなく
そこらを突いたり
掘ったり
耳を掻いたり
初めの30秒くらいはずっとごそごそやっているのですが、45秒目あたりから木の株の上に立ってくれたり、こちらを見たりしてくれます
しばらくずっと
姿を 見せてくれていたけれど
また 私の方を 見て
ひょいひょいと
林の向こうに 跳ねて行った
そういえば 3日ほど前にも
御陵の柵の中の階段で
姿を 見せてくれた
狐さんがいた
その時も その場には 私一人で
スマホから目を離したら
消えたみたいに
姿が見えなくなった
もしや あの時と同じ狐さん?
また会えて嬉しいな と
幸せな気分で 歩いていたら
今度は 脇の茂みから
ざっざっという音
シロハラが虫を探している? と
目を凝らしたけれど 見えない
後ろの 賑やかなおばさま方を
やりすごそうと
ちょっと奥の方に入ったら
一心不乱にお仕事している方
いらっしゃいました
彼女は多分 ハクビシンさん
私に気づかず 鼻を地面に突っ込んでは
なにやらもぐもぐしていましたが
人が道を歩くたびに
そっちに鼻先をあげて
様子を伺うのが可愛い
けど、まさか私がこんな近くで
スマホを構えているなんて
気づいていなかったらしく
どんどん私の方に近づいてくる
ひょいっと 顔をあげた途端に
私と目が合って
「こりゃいかん」と
すごい勢いで奥の方に逃げてった
と思ったら
なぜかまた戻ってきた(なぜ?)
「あんたに見られても 気にしない
すきなだけ見てれば?」とでも
いうかのように
私の目の前5mくらいの所を
ゆっくり
草むらの中に入っていきました
その後にも もう一頭
ハクビシンを別のところで目撃
こちらは
背の高い草の中だったので
全身は見えず
今年のこどもの日は
出会いの多い 嬉しい朝だった
けど 一度隠れたのに 戻って
わざわざ 姿を見せてくるって
どういうこと?
私って 人としての存在感が
薄すぎるのだろうか
彼らには 木に見えてるとか?
「人かと思って驚いちゃったけど
なんだ、見間違えか」
みたいな
まあいいや
神様のお使いに 歓迎されてる って
こと(にしておこう)かな
春は動物達も
忙しそうです