JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ゲームで学ぶ

Q2L(Quest to learn)という学校が

アメリカにあるそうで

https://www.q2l.org

 

その学校はなんと 

(お馴染みの)

機械的な詰め込み式の

暗記と練習ではなく

 

ゲーム理論を用いた

エスト方式の

学習方法を用いているそうな

 

現代の生活に欠かせない

アプリやSNSなどは

利用者が依存するように

デザインされていて

一度ハマったら

そこから抜け出すなんて

至難の業

ちなみに

ゲームやスマホに 依存することを

行動嗜癖と言うらしいのだけど

なぜハマるかといえば

そこには ある一定の特徴があって

 

1.魅力的なゴール

2.ランダムに与えられる報酬

3.ランクアップ

4.続けるに従って増す難易度

5.緊張感

6.グループ内の社会的なつながり

 

これらの内

最低一つは 備えているらしい

 

それなら これらの特徴を使って

生徒を 勉強に没頭させる

=ハマらせることはできないか

と 設立されたのが 

Q2L(Quest to Learn)

 

ゲームデザイナーと 

教育専門家が 協力して

カリキュラムを作り上げ 実践している

 

そして効果の評価を

エビデンスから導いている

 

この「エビデンス」ってとこがすき

 

この世界 特に日本では

「以前からあったから」とか

「決まってるから」と

効果の あるなしに関わらず

上の人のフィーリングで

決まってしまうことって 

まだまだ多い(気がする)

 

だから 実際にやってる方にしたら

「やってらんないよ」となる

 

けど エビデンスが示されれば

「楽しい」までは行かなくても

少なくとも納得はするし

その先の 話にもつながる

 

で Q2Lは

・システム思考

・チームワーク

タイムマネジメント

のスキルを評価して

 

その結果

6ヶ月後の生徒の能力について

 

チームワークに

スキルの向上はみられなかったけれど

 

システム思考と

タイムマネジメントスキルには

顕著な向上が見られたとのこと

 

そして何より 子供達が

楽しそうに学んでいる様子が

とっても素敵

 

ある先生の部屋のドアには

魔法使いのダンジョンと書かれた

紙が貼ってあり

そこには ミッションが書かれている

 

「このドアを開ける勇気のある者よ

ゴブリンの攻撃を退け

魔法使い(○○先生)の洞窟に辿り着け

彼が望むものを渡し 引き換えに

魔法の印のついた

マイルストーンを手に入れよ」みたいな 

 

本当に こんな感じらしい

 

こんな学校に通いたかったなあーーー

 

参考

BEAT(ベネッセ先端教育技術学講座)