JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

いっっったーいっ😭 でかい彼女とのいろいろ その1

 

以前の記事で書いた オーナーの秘蔵っ子

トラケーナー種の おっきなお馬さん

でかい彼女と出会った話 - JuniperBerry’s diary

 

彼女は かなりのビビり屋さんで

何かとよく驚いて 横っ跳びしたり 跳び退ったりするのですが

そのせいかどうか 時々脚を痛めることがありました

馬にとって 脚は命

 

脚を痛めた時 トレーニングは禁止

勿論 放牧も禁止

ただ、馬房の中に 立たせっぱなしはまずいので

歩かせなくてはなりません

 

馬房の中を掃除して、ブラッシングをするのと同様

馬のお散歩のお相手も 借主のお仕事

 

それは日差しの眩しい 初夏の昼下がりの事

彼女にハルフター(おもがい:馬の頭につける、頭絡の簡易版)をつけて

馬房から出し さあこれから散歩に行くよ と

乗馬クラブの中を 手綱を引いて歩かせ始めた

 

(さすがに 巨大なビビりさんと一緒に

クラブの外まで散歩に行く 勇気はない)

 

普通に そう、ごく普通に歩いていた その時

なんの前触れもなく 

彼女が竿立ち(前脚を振り上げ 後脚で立ち上がる)になった

多分、目の端っこで 何か見慣れぬ物 もしくは 

(彼女にとって)すっごい怖い物を見たのだろうと思う

 

それは、新米の郵便屋さんだったかもしれないし

小鳥かもしれない

乗馬クラブを常宿にしている 猫たちのうちの一匹かもしれない

 

何しろ 彼女は目をひん剥いて

前脚を 私の目の高さまで振り上げた

 

それを見た私 「何してんの!」と 咄嗟に手綱をしっかり握った

この時 私 全く動じておりません

はっきり言って 「はいはい また驚いちゃったのねー」くらい

 

なんてったって このびびりちゃんと 

もう何ヶ月も お付き合いしていますので

 

ただ 振り上げた腕は いやいや脚は

いつかは振り下ろされねばならぬ

 

そして

彼女の蹄は 私のくるぶしをかすって地面に戻ってきた

これって まあ 普段ならば許容範囲

 

その為に乗馬ブーツは とても頑強に作られているわけなので

 

乗馬ブーツさえ履いていれば、蹄鉄をはいた馬に踏まれても

「ちょっと動いてもらえます?」と馬の体を押して 蹄をどかせば何ともない

(青あざになるかもしれないけど)

 

かするくらいなら ツルツルの革で滑るので 

「あら、触った?」くらいのもの

 

けれど、この時私は 乗馬ブーツを履いていなかった

ショートブーツでもなかった

そして 膝までの革のゲートルもつけていなかった

 

なんと 私が履いていたのは

スニーカー👟 (この 大馬鹿もん)

 

鉄の塊(蹄鉄)をくっつけた 馬の蹄が 

人間の目の高さから 振り下ろされて

人間のくるぶしをかすった場合 どうなるかと申しますと

 

ただただ 悶絶 声出ません 

 

ただ 私がここで不可解な動きをすると

また彼女を怯えさせてしまうので

 

ここは我慢我慢我慢 (するにも限度があるっ けど それでも我慢)

 

歯を食いしばって 

口の中で「う“ぉぉぉおぉぉ」と 呻くだけにとどめた私って 偉い

「自分を褒めてあげたいって言葉」 こういう時に使わずして いつ使う

(ただ、その前に「スニーカー履いてきた大間抜け」 が付くけど)

 

フリーズが やっと解けはしたけれど

靴が地面に触れる度に 私の右足に激痛が走る

 

けれど 私に課せられた

お散歩ミッションは 終わっていない

 

馬を引いて歩くのは 無理なので

片足でぴょんぴょん 飛び跳ねて

どうにかこうにか馬装して

 

びびりちゃんの背に乗って 歩かせた

まだ痛めたのが右足で良かった 

もし左足だったら

馬の背に乗る時 鎧(あぶみ)に左足をかけられない

 

どうにかこうにか きっちり30分のお散歩を耐え抜いて

彼女を馬房に返し 馬装を解いて

(馬房のお掃除は 用務員のおじさんに理由を話してお願いした)

 

知り合いに電話して お勧め整形外科を教えてもらい 車で向かった

この時ほど 車がオートマで良かったと思った事はない

左足だけで運転できる🎶

 

クリニックに行ったら 激混みで

1時間待っても呼ばれない

痛いし辛いし 辛いし痛い 

 

「帰りますー 多分寝たら治ると思うので」と受付に言ったら

「何を馬鹿なこと言ってるの!」と

怒られて 縮み上がった (ドイツ語で怒ると迫力がある)

 

診察結果は打撲

 

打撲した時の状況を聞いた看護婦さんは 目を丸くし

医師は

「何故だ 何で骨折してないんだ」と首を傾げていたけれど

レントゲンは嘘をつかない

 

何しろ 足首をキッチキチに固定され

「足首を使わないこと 乗馬は当分休んだ方がいいね」 との診断だった

 

ところが、ところが なのである

 

その2に続く