JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

無理です! でかい彼女とのいろいろ その2

 

右足首を打撲して

乗馬レッスンはドクターストップがかかり

いっっったーいっ😭 でかい彼女とのいろいろ その1 - JuniperBerry’s diary

 

「練習できないのは残念だけど」と

コーチにショートメッセージを送った 

けれど

返ってきた返答は

「今日のレッスン来るでしょ」

 

ん? 全く通じてない

私のドイツ語おかしかった? 間違えた?

なんで?

 

もう一度ショートメッセージを 送ろうかと思ったけれど

私の流暢でもない(どちらかといえばコミカルな)

ドイツ語で説明するより

実際に足を見せた方が早い

 

この時 私の足首は

クリニックの看護婦さんに

包帯できっちりとぐるぐる巻きにされ

ほとんど真っ白いショートブーツとも見紛う状態

 

いくらなんでもこれを見て

コーチに伝わらないはずがない

 

通っている整形外科は 乗馬クラブの近くだし

クリニックに行くついでに寄れば

一石二鳥

 

乗馬クラブに行くと

みんなが私の足を見て 

「どうしちゃったの 大丈夫?」と声をかけてくれた

そして 

乗馬ブーツを履いていなかったの と話すと

「ああ、それじゃあねぇ」と

微妙な角度で頷いた

 

サドルルームでコーチを見つけ 声をかけた

コーチはスカートをはいた私を見るなり

「乗る用意してこなかったの!?」

 

えーっ そうくる? 

包帯見えるよね

 

するとコーチ

「2ヶ月後の競技会にエントリーしておいたから」

「えっ!? 怪我してるから無理」

 

慌てた私、足を指差し

乗馬ブーツが履けません なぜならば と説明を始めたが

 

「そのくらいの怪我なら大丈夫 

包帯が取れるまで 鎧(あぶみ)なしで練習しなさい」

 

そんな殺生な

「鎧(あぶみ)なしで あのでっかい びびりちゃんに乗る って事ですか」

 

「そう とっても良い馬なんだから 絶対に出るべき

だけど、その足じゃあ 鎧(あぶみ)に足が入らないでしょ

片足だけ鎧に入れるのはバランスが悪いから 

両足とも鎧なしで乗らないと

 

馬装と 馬をアリーナに連れて入る際は

他の人に手伝ってもらいなさい」

 

(それはそうだ、乗馬ブーツも履いていないのに

また足を踏まれようもんなら……想像するだに恐ろしい)

 

「競技会以前にドクターストップが……」という言葉は 口の中で消えた

 

コーチは既に私に背を向け、アリーナに向かって歩き出している

競技会に出るか、出ないかの決定権は 私には ないようだった

 

まあ競技会に出るのは私だけじゃなくて

馬が出るのであって 

馬にとって競技会は 経験を積むことのできるチャンス

それをむざむざ見送ることはない という事だったのか?

 

せっかくなら 体調抜群の時に出たかった けど

こうなったら 腹を括って練習するしかない

 

まあね

2ヶ月後と言えば 包帯が取れるかどうかというぎりぎり

競技会までにブーツを履けるようにならなければ

その時は 不可抗力で 出場キャンセルかなあ

(競技会に出場する時の服装は決まっていて 膝までの乗馬ブーツは必須)

思ってちらっとニヤついたけれど

私のコーチのことだから

包帯とれば乗馬ブーツ履けるでしょ とか言いかねない😱

 

それより何より 今一番の懸念事項は

明日から始まる

鎧(あぶみ)なしレッスンの

トロット

馬の足取りに合わせて 鞍の上でバウンドしている自分が目に浮かぶ

絶対にお尻を擦りむき 青あざになること間違いなし

 

足首にプラスしてお尻までかあ と 気分は一気に急下降

 

なにしろ 私の競技会デビューは 

あまり嬉しくないタイミングで

あれよあれよという間に 決まってしまい

 

翌日から競技会に向け 鎧(あぶみ)なしの練習が始まった

 

その3(来週末)につづく