JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

新しい曲は やーらしい?

ずーっと 習っていた

『京の四季』

おさらい会には この曲をと言われて

ずっと ひっぱっていたけれど

さすがに 

おさらい会のある 7月末まで

同じ曲というのは 長すぎて

だらけてしまう

 

ということで

一旦 他の曲に はいることになった

 

新しい曲は

『十二月』上方唄

 

お師匠さんが 

おっしゃることには

 

「同じテンポの繰り返しで 

すごく長いの 

淡々と続くんだけど

いつ習っても

季節外れにならないから

やってみても

いいんじゃないかと思って

 

ただ 歌詞の

意味がね

イヤらしいのよ」

 

えーっ やらしい曲ですか

そういうの苦手です と私

 

「大丈夫! 

うちの流派だから

エロさなんて 何にも感じさせない

振り付けよ

でも 歌詞はエロいの」

 

お師匠さんの 綺麗なお顔から

この単語が連発されるのって

違和感ありすぎる

 

想像が全くつかないから

『黒髪』みたいですか?

と 聞いてみる

 

ちなみに『黒髪』というのは

舞妓さんが 

芸妓さんになる

襟かえの時に 舞う

しっとりとした 艶っぽい曲 で

習いはしたけど

色気皆無の私は とっても苦手

 

「ううん 黒髪とは 

全然違って

えげつなく エロい方」

 

えげつなくって…

そこまでおっしゃるって

どんな曲ですのん?

 

ということで

帰ってから 開いてみました 

流派の歌集

 

うっわー なっが

4ページあります

 

別題

『十二月てまり唄』

てまり唄なのに 淫なの?

 

注釈によれば

正月から十二月までの年中行事を詠み込んだもので手まり唄の形式にできている 〜略〜 歌詞にやや淫靡な意味を含んでいるが、調子の良い曲で、全然卑猥なものを感じさせない。舞は 〜略〜 サラリとした味に振り付けられていて、逆に品の良いものとなっており、本当に舞いこなせるものは相当の名手とされている

だそう

 

歌詞を読んでも

どこが「エロい」のか

全くわからない

生粋の京都人でないと

わからないのか

それとも花街の

隠語なのか

 

なにしろ

よそもんの私には

気づけないレベル

 

もー お師匠さんが 

「エロい」を連呼するから

どんな曲かと すごく

心配してしまったではないですか

 

だけど そうと知らずに

街で口ずさんだりしたら

知ってる人には

目を剥かれるかも…

そう考えると 怖い曲?

 

ただ お師匠さんおっしゃる通り

長い 長い 

ほんとに長い

上がるまで

半年程は かかりそう

 

なにしろどうにしろ

お師匠さんが連呼された

そっち方面でなく

上品よりで 舞えますように

精進いたしますー