先日はお稽古でした
新しい扇をいただいて
この扇は大切に使って長くもたせるぞ! と思ったんですが…
初っ端から 袂にひっかけて
いただいたばかりの方を
いい音をたてて 落っことしてしまいました😭
お師匠さんには
家でちゃんと扇回しを練習して来なさい と…💦
家で練習する時は 市販の扇を使うのですけど
流派の扇は 通常のものとは大きさも重量も違うので
両手回しの感触を掴むためには
家でも流派の扇で練習するしかないかも
せっかくの新しい扇なのに
どれだけ持つだろう🥺
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さて 京都は春真っ盛り
そろそろ「都をどり」の季節が近づいて来ました
京都の春の風物詩 ー都をどりー - JuniperBerry’s diary
実は、舞妓さん芸妓さんの春の舞台は
「都をどり」だけではありません
京都には花街が 五つ
まとめて京都五花街
上七軒だけが 離れていて
北野天満宮のすぐ近く 西陣の奥座敷と呼ばれる場所に位置していますが
他は八坂神社と鴨川の近くにあります
舞妓さん芸妓さんの舞台というと
他の花街も舞台公演を行っていて
それぞれ舞踊の流派が決まっています
八坂神社の門前にある 京都で一番大きい花街です
「祇園をどり」だけが 秋に行われます
八坂神社のすぐ前に位置する花街です
🌸宮川町 若柳流 「京おどり」 4月1日〜4月9日
祇園甲部の南に位置する花街です
2023年公演は 京都芸術大学内の春秋座にて行われます
鴨川の西岸に位置する花街です
先斗町は「ぽんとちょう」 と 変わった読み方をするのですが
ポルトガル語からきているそう
京都では一番歴史のある花街です
これらの舞台のうち、私が見たことがあるのは
「都をどり」は 舞妓芸妓の華やかな衣装や舞が見どころ
「鴨川をどり」は ストーリー仕立の舞踊劇が楽しい
どちらもお勧めです
ちなみに
京舞井上流は「舞(まい)」
他の流派は「踊り」と呼びます
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その他にも
6月に 五花街が一つ舞台に立ち
芸を競い合う「都の賑わい』があります
(1994年から始まった公演です)
「都の賑わい」では
五花街の舞妓がそれぞれの流派で 同時に『祇園小唄』を
そして舞妓芸妓総出で『京小唄』を舞い踊るのだそう
これは お座敷や他の舞台では 絶対に見ることができません
見たい見たいと思いつつも
人気があり過ぎて チケットをとることができず
一度も見たことがなくて……。
今年はどうかなあ
京都の春に華やぎを添える 舞妓さん芸妓さんの舞台
是非見にいらしてくださいね