JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

意外なところで

先日、施設に入っている母に会いに行った

といっても

一方的に顔を見に行った、と言った方がいいかもしれないけど

 

その帰り、せっかくここまで来たのだからと

お土産を見繕っていたら

そこに そのお店の常連さんらしき女性が…

 

お店の人と親しげに話している

その横顔が 

なんか 見覚えのあるような

 

 

ちょっと特徴のある 眉と口元

じーっと見ているうち

きっと 多分

 

「S子ちゃん?」 

 

声をかけてみた

「はい?」と怪訝そうに こちらを向いた

その顔は 間違いなく S子ちゃん

 

あの、大学でご一緒しませんでしたっけ

○○大学?

「いえ」

え? じゃあ○○高校?

「はい、その高校を出ましたけど」

「あのーJuniperです 一緒のクラスだった」

 

「えええええーっ Juniper Berryちゃん!?

本当に? ふっくら丸顔だったのに

シュッとしちゃって」

 

え? そうだったっけか

そうか、高校時代は

人生で一番太っていたんだった

大学を卒業して以来の 健康診断では

(小中学でも)毎度「痩せている」評価だから

高校時代の体型が 

すっぽり抜け落ちていた

 

「どこに住んでるの?」

「京都」

「えー、私毎年京都に旅行に行ってるよ」

「インバウンドがえぐいでしょ」

「それでも行く 大好きだから」

 

お店の 営業妨害になりそうだったから

場所を喫茶店に 移して

話す 話す 話す

 

高校を卒業してからの 彼女の

あれこれ それこれと

ご兄弟やご両親や親戚の方の

かれこれを お聞きして 

 

高校時代は それほど親しくはなかったけれど

多分 今 一番彼女のことを知っている

クラスメイトは私かもしれない? って

思うくらいおしゃべりに花が咲いた

 

(彼女も私も クラス会には 

卒業以来一度も出ていない

彼女は推し活で 私は引越しで)

 

京都に来たら声をかけてね

面白いイベントないか調べておくからと

連絡先を交換して別れた

 

地元に帰って こんな風に

クラスメイトに会うなんて

何年ぶりだろう

 

それにしても

名前を覚えていてもらえるって

嬉しいものね

 

それに引き換え 私は彼女の苗字を忘れてて

どこでクラスメイトだったかさえも 

うろ覚え

嬉しかったけど 自分の記憶力の

貧弱さに ショックを受けて 

立ち直りに 時間がかかりそう…