JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

なぜバレた

 

朝から一日出かけるという日

我が家のインコ嬢に いつもの通り

「おはよう、朝だよ」と声をかけながら

彼女のケージのカーテン(というか風呂敷)を開けた

 

いつもなら

ゆっくりと 伸びをして

手前の枝に足をかけ

人間だったら 寝ぼけ眼をこすりこすり

といった ていで

私の 差し出した指に 

一歩ずつ 

まるで お姫様が手を

そっと 差し伸べるみたいに

ゆっくりと足を乗せる

 

のだけれど  その日は違った

 

カーテンを開けた時点で

目つきが違う

「あんた いいかげんにしなよ」 という

心の声がダダ漏れの 

鋭い

殺気を感じるような 

ちょっと イっちゃった 眼差し

 

え? どうして?

 

それでも 気づかないふりをして

手をケージに入れようとしたら

内側から ガッ! とケージの前面に飛びつき

 

口をカッと開け

嘴で ガガガガガッと 

よるな触るな怪我するぞ と

ケージの網越しにこちらを威嚇

 

なんでバレたんだろ

この日は 打ち合わせで 朝から 

晩まで 予定が入ってる

 

約束の時間に 遅れるわけには いかないから 

イヤイヤされようと 猟奇的眼差しだろうと

寝室用ケージから 日中用ケージに

うつってもらわないと困る

 

えいやっと 手をいれれば

いやだっ くるなっ 近寄るなっ とばかり

ケージの奥に足だけでつかまって

伸びをしながら

グイングインと 攻撃を仕掛けてくる

 

手を噛まれながら(といっても、

血が出るほど噛むということはないけれど)

どうにかお部屋を移動していただき

いつもよりも ペレット多め、お水多め 

ナッツまで入れて

「行ってきます」と おでかけ

 

そして帰宅したのは 午後9時。

うちのインコの 寝る時間を とっくに過ぎている

「ごめんごめん」とケージの中を のぞいてみれば

 

案の定

なーんにも食べてない

ナッツでさえ口をつけてない

通常なら ペレットを浸すので すぐに

どろどろになる水も すっきりと澄んだまま

そして 下に敷いた紙の一箇所に

こんもりと山になった うん🅿️

 

ごめんねー と

ペレットを一個ずつ手渡して

食べていただいた

 

ペットホテルに預けても

こんな具合で ハンストをするので 

(この頃は ペットホテルの人に慣れてきたのか

以前よりは 食べてくれるようにはなったけど

一回目に預けた時は たった2泊だったのに

体重が1割減った

人間だったら 50kgが2日で45kgになる計算)

 

それにしても なんでバレたかな

服が違うわけでもない

ルーティンを変えたわけでもない

だのに

この前も 出かける前に 

「あんた 出かけるでしょ! わかってるんだから!」と 

イヤイヤされた

 

もしかして 予知能力でもあるのだろうか??? と

疑いの目を向けている この頃なのです