JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

MR.&MRS. G プルーフ

ひらひらこさんの記事を読んで

(勝手にリンク貼らせていただいてしまって ごめんなさい)

hirahira-ko.hatenablog.jp

 

そういえば、ずっと見ていない と思った

え、何がって?

Gです 黒光りして、扁平な

(想像しただけで 叫び声をあげそうになる、あの)

お方

 

神戸に住んでいた時は

1年に1回 お約束のように出没

 

ドイツにはいないので

久しぶりに見た時には 思わず凝視してしまった

 

こ、コイツは …… ぎゃーーー😱

 

(認識してから 声をあげるまでって

一瞬の間がありませんか?)

 

東京の社宅でも

年に一回 遭遇

 

で、今は京都

さぞや多いと思われるでしょう

暑くて暑くて暑い京都です

 

向かいに建つ 別の会社の社宅の奥様方は

「でるのよー」

「また? ウチも!」

と 立ち話

 

ところが 先月まで住んでいた 我が社宅

一回も出たことがないんです

12年は住んでましたけど 

ただの一度も見たことがありません

 

他の部屋の人たちも

ここ出ないねえ と言っているので

建物全体が Gプルーフになっているらしい

 

Gに関しては もう これ以上ない優良物件

(古さと間取りの使いにくさと設備は…)

 

それがなぜなのか 長い間

住人の間で「謎」だった

 

そして 5年ほど前

あるご家族が引っ越してきた

 

ある日のこと

そのご家族の部屋から聞こえてきた

闇夜を切り裂く 悲鳴

 

はるか昔に聞き覚えのある 

そして私も出したことのある この声は…

もしや…

とうとうこの社宅にも出てしまったか😱

 

一匹出たということは

全部で何匹だっけか???

お・おぞましや

 

こんな古い社宅だもの

一部屋に出たら 他の部屋への通路なんて

山ほどあるに違いない

これはウチも覚悟せねば

 

早速 ドラッグストアにて◯◯ジェットなる物を購入

すぐ手に取れるところに置いて 

いつでも来い(でもできれば来ないで)

と 用意万端

 

そして次のゴミ収集日の事 

例の奥様と バッタリ顔を合わせた

おはようございます と会釈して

 

奥様 おもむろに

「この社宅って 出ないですね」

はい? 私霊感強くないのでわからないです

 

「ほら、Gのつくあれ」

え? と怪訝そうな顔をしてしまったに違いない私

けれど 一呼吸おいて了解

 

なら、あの夜の声は、違ったんですね

あいつは出ていなかったんですね

そんな私の心の動きなど気づかず 

奥様は話を続ける

「わかっちゃったんですよ 何故出ないか」

 

奥様がおっしゃる事には…

お風呂に入っていたところ

(私が叫び声を聞いた日ですね)

巨大な蜘蛛がいて、慌てて水をかけて追い出したそうな

どんな種類か気になって

後からその蜘蛛について 調べてみたのだそう

(まあ、何て奇特な)

 

「その蜘蛛が Gを食べてくれるんです

それも大量に!

だから この社宅いないんですねー、G」

 

あー、なるほど

「てっきりGが出たのかと思ってました」

 

「聞こえてました? 聞こえますよねえ ごめんなさい」

 

奥さんは

この社宅から出る時は

あの蜘蛛も連れて行きたい と真顔で言った

 

なるほど それが

あやつがこの社宅に出ない理由であったのか

蜘蛛よ これからも Gプルーフとしての活躍を

期待しているわ

 

 

そして 期待通り 我が家が 

社宅から出るまで 

Gを一度も見ることはなかった

 

ありがとう、蜘蛛さん 

心からの感謝を贈りたい

 

けれど、さすがに

新しい部屋に連れて来るのは ためらわれ

 

万が一の時のため やっぱり

◯◯ジェットを用意した方がいいかな?

 

なんて思っていた ら

昨日の朝、玄関ドアを開けると

10cmくらいのムカデが

ドア枠の所に鎮座ましましていた

(私は脚の数が普通より多い虫が大嫌い)

中学一年夏の恐怖体験 - JuniperBerry’s diary

 

こっから先 絶対に行かせる訳にはいかぬ!

意を決して

傘の先っぽで ヒョイっと向こうに飛ばしたら

体をくねらせながら すんごい勢いで

どこぞかへ去っていった

 

もう、ぜーーーーーっ対に来るなよっ

 

あんなの 家の近くでなんて 初めて見た

びっくりした 😳

やっぱり何か買った方が良さそう