JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

私が夜ご飯を食べなくなった きっかけ

 

夕食は少なめです

なんなら 水分だけのこともあります

 

食べられないわけではないんです

友達と会ったり 会社での懇親会だったり

夜のお食事会では きっちり食べます

 

ならばなぜ?

 

夜食べると太るから

それ あります

 

でも 昼間お菓子をしっかり食べるので

痩せたかったら 

夕食抜くより

お菓子をやめたほうが ダイエット効果は高そう

 

「実はかくかくしかじか」の理由を

お話しようと思います

そんなん 興味ないわ という方も

多々いらっしゃるかと 思いますけど 

……すみません

 

私が夜、量を食べなくなったのは

大学 3年生の頃から

 

その頃 カナダ渡航の準備や

卒論の調べ物なんかで

部活とアルバイト以外は 図書館にいるか

部屋に籠って 机に向かっていることが多かった

 

体を動かすわけで なくとも

勿論 お腹はしっかり空くから

夜食ならぬ 夜スナックをお供に 

日常的に夜更かし

 

その頃は がっつり夕食とって

夜中の3時とか 余裕で起きてました

 

週に一日だけ 卒論の担当教官の授業が

「1限」に入っていたため

その日だけは 這ってでも間に合うように

出席しなくちゃならなかったけど

他の日は 早起きする必要もなかったので

どんどん夜更かし&夜食のスパイラル

 

ゴールデンタイムなんて 

若い時って気にしなかった

あの年頃って 寝不足でも肌の調子良いし

 

そして

その日も 机に向かっていた

 

コンコン 

 

ドアをノックする音がして

時計を見ると 午前2時

こんな時間に 誰だろう 

出るの面倒だし 夜だし と

逡巡していると

 

また ノック

 

はいはい わかりました

もー、仕方ないなあ 今出ますって

「はーい」と返事をしながら 部屋のドアを開けた

 

(ちなみに私、学生寮に入ってました

以前にも鰹節や新歓のお話でちょっと触れましたけど

 

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開けた先は真っ暗な廊下

誰の姿もない

廊下に出て辺りを見回した

ほんっとうに誰もいない

 

何なの???

なかなかドアを開けなかったから 痺れを切らした?

「短気は損気よ」と呟いて ドアを閉めた

でも ま、いっか 急ぎの用事じゃなかったんでしょ と

 

ところが翌晩も ノックする音が聞こえる

ハッキリと

 

コンコン

 

今度はすぐにドアを開けた

やっぱり 誰もいない

 

「おーい」と呼んでみるけど

何の返事もない

足音も聞こえない

イタズラして隠れるにしたって 

この速さでは 瞬間移動でもしないかぎり無理

 

あるとすれば、

向かいの子か隣の先輩か

(どちらも そういう悪戯をしそうなキャラではないけれど)

 

そして、そのまた翌晩も ノックする音が聞こえる

ハッキリと コンコン

そして ドアを開けると誰もいない

またかいな😠

いたずらにも程があるって!

 

その翌晩も、また翌晩も そのまたまた翌晩も

 

さすがに

向かいの部屋の子をつかまえて 話してみた

「夜の2時頃に、ノックした?」

 

「ノックなんてするわけないよ、朝が早いもの」

そうなのだ 農学部の彼女は

実験だったか実習だったかで

その頃 夜型だった私とは ほとんどすれ違いの生活だった

 

だけど と彼女が首を傾げた

「そういえば、このごろ変なんだよね 

ここ3階で ベランダなんてないのに 

窓のすぐ外から音がしたりとかさ

それがさ、うちの棟だけじゃなくって、他の棟でもらしいんだよ」

 

農学部の彼女、実はちょっとそっち系に敏感

 

これ以上 聞いたら 

夜トイレに 行けなくなりそうだったので

こっちから 話を振っておいて 申し訳ないが

さっさと切り上げた

 

修学旅行でも 怖い話大会になると

布団に潜って耳を抑えて

絶対に聞かないようにしていた私 である

お化け屋敷も基本 行かない

肝試し? ありえない 

 

そういう話には免疫がない

だから

夜中の2時(そう、いつだって2時だった)のノックの音だって

そっち系の可能性は 考えないようにしていた

だから ノックのたびに 何度でもドアを開けたんだけど

 

2時のノックはその後も

ずっと続き、出てもどうせ誰もいないし

(やっぱり怖いし)で

ドアを開けるのをやめてしまった

 

そう、もうおわかりかと思う

私が夕食を抜くようになったのは

夜中のノック音を 聞かないで済むようにするため

 

ノックの音では起きないくらい 

しっかり熟睡するために

夕食を抜くようになった

(お腹がいっぱいだと なかなか眠れないので)

 

その後、宵っぱりの会社に入社して

その習慣は一旦 なくなった

夜中のノックも あの女子寮限定だった

 

けれど

 

神戸の社宅の

誰もいないはずの上の階から

子供の走り回るような物音が聞こえ

その上

社宅の同じ棟の奥さんがたに、見えちゃう人が多く 

そっち系の話が大好きときた

 

かくして 夕食抜きの

早寝早起き習慣が復活した

 

京都ではそういう類は 全くないので

(やはり京都は護られてるのかしら?)

夜更かしOK  気持ちが楽🎶

 

夜更かしは住む場所によって

したりしなかったりと変わるけれど

夜食べずに寝るのだけは 習慣になってしまって

今に至る