JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

相性はいろいろ

中学生になると

英語の授業が始まって

 

小学生の内に 学習習慣を

きちんと身につけていなかった 私

中学に入ってすぐの一学期を

小学校のノリで のんびり過ごしていたら

思いっきり しっぺ返しをくらった

 

一学期の英語の成績 10段階の3😱

私のいた中学の成績表は

学年で、1が1人 10が1人と

それぞれの割合が決まってて

成績を見れば

自分が学年で何%にいるかがわかるという

シビアさ

 

その成績を見た 父が激怒して

スパルタ家勉が始まった

その時の影響か 英語の(特に文法メインの)勉強は

大 大 大嫌い

まず、文法用語が

まーったくチンプンカンプン 

 

小難しい名前をつけて

字面だけでは それが何なんだか

想像できない単語って 

日本語って やけに多くないですか

 

哲学用語もそう

謎解きみたいな名称が多すぎる

それが 日本語の良きところでもあるのですけれど

 

その用語を使って学ぶ身としては

イライラ 混乱するばかり😖

だから 英語なんて大嫌いだー 😤

 

といって スパルタの父は許してくれず

泣きながら まあ おかげさまでどうにか

 

けれど その時の影響で

英語は もっともっと嫌いになりました

だというのに 

 

やりたいことがあって

カナダにて 

大学附属の英語学校に行くことになり

 

ずーっと嫌いで

大嫌いだった英語を

なんでわざわざ 海外にまで来て

(自分で選んだ道だけど)…

 

ところが!

ぶーたれながらも 

授業を受けているうちに

 

え? なんかわかりやすい!

 

いつの間にやら 英語が 

「大嫌い」ではなくなっていた

 

これは 語学に目覚めたか? 私

 

その後 ドイツに行くことになり

テキストを買って

ドイツ語の勉強を始めたが…

やっぱり 苦手😱 

語学好きになったと思ったのは 

ぬか喜び😭でした

 

ところが

英語圏で出版された

ドイツ語学習用テキストを使ったら

なんか しっくりくる 

私にもわかる!😆

 

ドイツ語学習が苦じゃなくなった

 

それからというもの

外国語を学ぶ時は 英語版のテキスト

できれば好きな出版社の テキストを使うと決めた

 

なぜ英語圏? と思うけれど

きっと

アメリカもカナダも

移民の多い国だから

英語(外国語)を教える為の経験値が

段違いで 積み重ねられていて

私みたいな 苦手意識のある人にも

対応できてる

ということなのかもね

 

それと

これは私の予想なのですけれど

英語って 何事もストレートだから

読んでから 理解するまでの

負荷が少なくて済む気がする

 

語学に限らず 小説以外の本も

翻訳されているものは

日本語の用語が 小難しく

そのうち文脈まで わからなくなって

お手上げ状態になることが

多々あるけれど

 

原文を確認すると(単語は調べるけれど) 

すっと意味が入ってくることがある

これもやっぱり

小難しい言い回しを使いがちな

日本と

どストレートな欧米の

文化の差かも

 

***

 

学校では 全員が同じ教科書を使うけど

人はそれぞれ違っていて 

テキストにも 相性があるような気がする

 

英語で言えば

文法を事細かに 例外まで 

同じ密度で解説する様な 

小難しいテキストが合う人

ステマティックで

生真面目なテキストが合う人

わかりやすさを これでもかと

全面に押し出した テキストが合う人

絵や表を多用した テキストが合う人

いろいろだと思う

 

私には英語圏のテキストが

相性が良かったけれど

書かれている言語だけではなく

執筆者や出版社との相性だってある

 

英語があれだけ大嫌いだった私が

今は それなりに 嫌いじゃなくて

どちらかといったら好きになった

 

学生時代に もし ある科目が

苦手で大嫌いだったとしても

それは 単に テキストや 先生や 執筆者や

もしかしたら 学校の環境のせいという可能性

だって 大いにあるんじゃないかな

 

だから 学校の成績だけで 

これは嫌い 苦手 才能ないんだもん なんて

早々と決めちゃうのは もったいなかったね と

今更ながら 

思っているのでありました