手乗りの鳥を飼っていらっしゃる方は
鳥さんに カゴに入ってもらうときは
指もしくは手に 乗せて
指タクシーで
カゴの中まで連れて行き
お腹の辺りに 止まり木が触るようにすると
鳥さんが自分から 止まり木に移動してくれる
というのを 実践していらっしゃると思います
それが 多分 鳥界の常識(?)
私も今まで 何羽もの手乗りさんと
暮らしてきましたけれど
全員ができました
完璧にできました
どんなに
「もっと遊んでいたい」
「まだ眠くない」
「飼い主出かける気だろ、こんにゃろ」
などなどの 理由から
ケージに絶対に入りたくなくて
部屋中
逃げ回ることはあっても
お腹に 止まり木を近づけられたら
なぜか 自然と 足を乗っけちゃう
私、そういう物だと思っていたんです
これが インコさんやフィンチさんの
生理なのだと
ところが…
初めて
(私が信じるところの)
鳥の生理を ガン無視する
輩が 現れました
それが 今一緒に暮らしている子
この子 飼い主が在宅しているのに
自分が ケージに入れられてる
というのが許せないらしい
だからといって
ケージに入れられないように
飛び回ったり
高いところに行って
捕まえられないようにするとか
そういうことはしないんです
ごくごく素直に
指にとまって
ケージの中まで
連れていかれは するんです
が、そこからが難しい
鳥の生理を無視しておりますので
止まり木を 前にして
お腹をくっつけられても
微動だにしない
①
爪を食い込ませるように
がっちり掴んだ
私の指から(指には爪の食い込んだ穴)
うちの子の片足を ひきはがし
無理やり 枝に捕まらせても
もう一方の足の爪を私の指に
強力に食い込ませ、
私が引き剥がそうとするのを阻止
いたたたた、と私が諦めるのを待つ
②
ゆらゆらと手を揺らして
安定を崩させてみても
このところ、体幹を鍛えているらしく
そんじょそこらの揺れには
慌てもしません
すごい体勢になっても
私の指にしがみつき続けます
③
お腹に止まり木を
ぐいーっと必要以上に
押し付けてみても
ならば とばかり
指からぶら下がって
止まり木を回避
(普通なら、こういう時
腕をつたって 肩の方まで
来ちゃうとか するんですけどね)
「あたちは 絶対に離しまちぇん」
という
凄まじい意志を感じます
***
実は
変だなあって思っていたんです
この子を我が家に お迎えする前のこと
お店の女の子たちが
この子を ケージに戻す時
揃いも揃って
両脇から胴体を
「むんず」と掴んでいたのです
他の鳥さんは普通に
指にとまらせて ケージに入るのに
なんでこの子だけ? と
ずっと ?????
だったのですが
なるほどね
なるほどね なるほどね
だから 両脇抱きかかえ方式 な訳ですね
納得です
ちなみに
困った癖 その1はこちら