JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

過去の私という経験を文章で残すということ

 

特別お題「わたしがブログを書く理由」の

募集期間は過ぎたけど…

 

小学生から中学生にかけて

ずっと日記を書いていた

それは 日々の

出来事というより 

「感情の記録」 だった

 

いわゆる 鍵っ子で

その上

学区の学校に

通っていなかった 私には 

近所に 同い年の友達がいなかった

 

家では本ばかり 読んでいて

一番長く一緒にいたのは

本 かもしれない

 

そして、嬉しいこと悲しいことを

話す相手は 日記だった

 

人は 

嬉しいことも辛いことも

悲しいことも楽しいことも

誰かに聞いてもらいたいと思う

感情を共有したいと思う

表現したいと思う

 

私は 日記に

それら全てを吐き出した

 

その時の日記は 

私の感情を受け止める役割を果たして

いつの間にか

どこかに行ってしまった。

 

そして今 私はブログを書いている

まるで 日記みたいに 毎日

けれど

子供の頃に書いていた

日記とは 違っていて

 

今現在の 自分の気持ちの揺らぎ

というよりも

子供の頃や 

過去に体験したこと

感じたことを 

もう一度 この手に取り戻す

再体験 の手段としての

「書くこと」に近い

 

令和という 

足元の不安定な 時代に生きる

大人の私にとって

子供の頃の 体験や感じたことは 

遠くぼんやりとしてはいるものの

それでいて 確かで

今の私という 存在の 拠り所

 

過去の 記憶を たどって

文字にする ブログは

私にとって

未来に向けて 

力強く早足に進むため というより

 

手の隙間をすり抜けて 

いつの間にか

忘れてしまいそうな

過去の日々を

一つ一つ記録していく事で

今の 自分を 形作っているのは

何なのか 

確認する作業 の 

ような気がしている

 

 あと…

ブログを読んだ人が 

クスッと笑ってくれたり

重かった気持ちが

少し浮揚してくれたなら

言うことなし