JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

文化庁芸術祭オープニングに行ってまいりました

昨日 10/1

京都のロームシアターで

開催された

伝統芸能で彩る 京の風景』に

行ってまいりました

www.ntj.jac.go.jp

 

会場に着いてみたら

なんかやけに すごい人数

というのも 

空港みたいに 

セキュリティチェックしてて

荷物の中も検査されて

人の列がなかなか進んでいなかったからだった

 

なぜか と思ったら

秋篠宮ご夫妻が

いらしてたらしい

 

そうか 皇室の人が来るとなると

いろいろと準備したり

チェックしたりするのねえ

 

やっと席について

汗を拭いていたら

お隣のおばさまに

「あなた、歩いていらしたでしょ

帯に見覚えがあって…

同じ方向だから 車に乗っていらっしゃる? って

お声をかけようとしたんですけど

急で驚かれると思って…」

と おっしゃる

 

そうよね そりゃそうよね

付下げ姿で てくてく歩いていたら

目立つわよね

私の他に着物姿で

歩いている人いなかったし

普通はタクシーよね…

と ちょっと赤面

 

あと

会場についてみれば

絞りの付け下げとは言え

紬を着ているのは

私だけだった

 

お能狂言もあるから

なかなか着ない着物に

袖を遠そうと思って

紬の付け下げにしたのだが

蓋を開けてみれば

みなさま揃いも揃って

垂れもの

 

ああー やっちまった

その上 席の並びには

以前お世話になった 

お師匠さん…

 

着ちゃったものは仕方ない

まあいいや

 

演目は

祇園甲部の手打

京舞井上流お家元の 萬歳

大倉流 狂言 鬼瓦

声明 大般若転読会

金剛流 お能 小鍛冶

 

日本舞踊を

習っている身としては

一番の見どころは

やっぱり 『手打』と

お家元の『萬歳』

 

『手打』は井上流名取の芸妓が

拍子木を 打ち鳴らすという

とても珍しい演目

 

『萬歳』は

習ったことのある曲だけれど

やっぱりお家元の舞は

全くの別物みたいに美しい

今回、ちょっと振りを

変えられたのかな?

なにしろ

キレ良く厳かで うっとり

 

あんな風に 舞う事ができたなら 

すっごく

気持ちがいいだろうなあ♡

 

狂言の『鬼瓦』は 楽しくて

『声明』は… お経を読むという行為が

演目になるのだと

そこからまず びっくり

蛇腹になった経典を滝のように

だららららっと 動かすの初めてみました

ただ、やっぱり眠かった

 

そしてお能の『小鍛冶』

寝ちゃうかな? と思ったけれど

その前の演目が

うとうとするくらい 心地よかったので

こちらになると 一気に目が覚め

楽しく拝見しました

 

公演の後は

お友達と一緒にお夕食

楽しくって美味しくって大笑い

 

とっても楽しくて

有意義な一日と なりました🎶