JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

戸棚の奥にしまい込んで忘れてたお供え餅に似てる

 

お題「3日坊主だった事って何?」

 

 

三日坊主、というか 続かなかった事って

なかなか数があるのですが

中でも道具の出費が痛かったのが

 

バードカービングです

 

小笠原諸島アホウドリ復活プロジェクトを

ご存知でしょうか。

島に設置された アホウドリのデコイの木型を作った

内山春雄さん が

新宿で講師をやっていらっしゃったのですが

(今もやっていらっしゃる?)

 

www.meikoukai.com

 

鳥好きとなれば やっぱり 外せないでしょう

教室に申し込んで いざ 出席

 

見本は バードカービングの神様

内山先生の 本物の鳥と見まごうような作品

rakudo-bird.jimdofree.com

 

さて 初心者が取り組む

一羽目は シジュウカラ

巨大サイコロみたいな木切れの

端を落とし 見本見ながら 彫刻刀で削ぎ落とす

鉛筆をカッターで削るのは慣れているから

お茶のこさいさい、なんて思ってたけど

鉛筆と木彫りは 当然のことながら

違った

 

彫り上げた 木彫りの鳥を くりくりと

回して見ても なーんか違う

みょうに まるまる太ってる

 

削りすぎたら怖いからと 

恐る恐る削っていたら

やけに ガタイの良い 

太っちょ シジュウカラになってしまった。

 

それでも 彩色に入れば 俄然楽しい

色を作るのも楽しいし

すっごく細かい筆で 羽の流れを

一本一本描くのも楽しい

 

ただ、なんでかなー

好き勝手に色を塗りたくなっちゃって

 

シジュウカラには

どうやっても見えない フォルム

ゆるキャラっぽい 形態だからか

 

ビビッドピンクとか

ひまわりイエローとか

フレッシュグリーンとか 

塗りたくなっちゃう

 

だって、部屋に飾るんだったら

そっちの方が 可愛いもん

私一人くらい、いいんちゃう?

とか思っちゃう自分を どうにかこうにか抑え込み

 

出来上がった バードカービングもどきは

 

梢を飛び交う 

可愛らしいシジュウカラとは

似ても似付かず

 

言うなら

青や黄色のカラフルな 

カビの生えた 

鏡餅に似ていた

 

その後も どうにか

太っちょ鳥を何羽か 彫り上げたけれど

 

やはり 私に 

「立体の才能はない」 と

よくよく身に染みました

 

それは 入試で 

よくよくわかっていたはずだった のにね

juniperberry.hatenablog.jp

 

そして三日坊主の私の手元には

彫刻刀に

歯医者さんが使うようなグラインダー

焼き色や羽軸を描くためのコテなど

一丁前に揃えた 

バードカービング

七つ道具だけが 残ったのでありました

 

 

自分の能力の限界をしっかり

思い知ったこの教室 

 

ただ カービング以外にも

鳥類の調査に同行させていただいたりと

いろんな体験を させていただけて

鳥好きの人との交流も含めて

とってもとっても有意義では ありました🎶

 

 

<今回の私の学び>

三日坊主だって

いろんな世界を見ることができて

悪くない

ただ、使い道に困る道具が

スペースをどんどん占領する