アラン です
アラン・ドロン アラン・デュカス ……
ではなくって
エミール=オーギュスト・シャルティエ の
ペンネームの アラン
この世で最も美しい本 と評されたこともある
アランの『幸福論』
よくある小難しい 言葉をこねくり回したような
哲学書とは違う
エッセーのような 軽やかさ
ウィットに富んだ文章が
読んでいる私の 人生への向き合い方を
ちょっとずつ ちょっとずつ変えていく
*自分を愛してくれる人たちのために
なしうる最善のことは、
やはり自分が幸福になること……
*喜びをさがしにいくなら、
まずなによりも喜びを蓄えること……
『幸福論』を読むと
君は無力じゃない
君自身も 君の見ているその世界も
変える力があるんだよ
と 繰り返し繰り返し
言われているような 気がする
そして 幸せになるために
どうしたらいいか その方法を教えてくれる
三大幸福論のうちの一つと言われる
その方法は
ちょっと『ポリアンナ物語』っぽい
元祖ポジティブ心理学
アランの『幸福論』は
人には 自分も 周囲をも
幸せにする力が備わっているのだと
思える本
大好きです
***
お気に入りの本なので 装丁
けど うっかりイタリア絵画の紙を使っちゃった
トワルドジュイ(toile de jouy)
:花々や田園地方を描いた
二色づかいのフランス製の生地 の方が
ずっとずーっと 似合ったよなぁ 🫤