ちょっと季節が過ぎてしまったけれど
桔梗と竜胆
どちらがお好き?
なぜか私は
二つの花を対で
思い浮かべてしまう
それは どちらも
綺麗な青紫色を
しているせいかも
でも
私が花を思い浮かべる時は
いつでも 竜胆より
桔梗の方が好きだなあ
ってつぶやいてる 気がする
竜胆は
名前がちょっと強面で
花のつきかたも 茎の太さも
どこか力強くて 土っぽい
そして
咲かずに 茶色く色を変える
蕾を見るのが悲しい
桔梗は
紙風船みたいな
蕾が可愛くて
細い茎の揺れるさまも
繊細
だから 私はずーっと
竜胆より 桔梗派
(そんな派閥があればだけど)
京都なら BALに入っている
ニールズヤードレメディース
で扱っている
フラワーエッセンス
これまでも 目に入ってはいたし
知ってもいた
だけど 「眉唾」 って
思っていたし
ちょっとオカルトですよね? って
遠巻きにしていたけれど
その日は ふっと
手が伸びた
たくさんある瓶の中に
GENNTIANという
名前が
他は 身近な植物の
名前が多いのに
Genntianて 何?
と 帰宅して 調べてみれば
西洋竜胆 だった
日本の竜胆とは ちょっと
違う 真っ青で 小さい花
ピレネー山脈などに
自生する高山植物 それだけでも
生命力ありそうだし
見た目からしても
クセ強そう って思ったら
案の定 薬草らしい
そういえば 生薬にも
竜胆ってあったような
根っこが すごく苦くて
1000倍に希釈しても
苦さが 消えなくて
それが消化促進や強壮剤として
用いられるそうな
一方の 桔梗も
根っこが生薬になり
こちらは 喉の痛みや
化膿した腫れ物に効くそう
そういえば、桔梗湯って
聞いたことがある
こちらも やっぱり苦いらしい
なるほど 良薬口に苦し
さて フラワーエッセンス
よく知らないので
ちょっと調べてみた
お花のパワーを
水に投影したものらしい
(ん? まったくわからない)
けど、イギリスでは 普通に
薬局で売っていて
イギリス王室でもご愛用とか
(ほんとにぃ?
アイルランドでは みなかったよ
あ 薬局自体に 行かなかったから
当然か)
ゲンティアン(GENNTIAN)は
フラワーエッセンスでは
落ち込みやすかったり
物事をネガティブに取りやすい
傾向を和らげるらしい
浮き上がる力をくれるってことかしら
なら桔梗は? と思って
探してみたら
メジャーではないけど あった
桔梗は
断ることのできない人が
Noと言えるようになるように
力添えしてくれるのだそう
結界を張る ってあったのは
桔梗が 五芒星の形を
しているから?
そういえば 安倍晴明の
紋が桔梗でしたっけ
一方で
竜胆の紋を使っているのは
ん? 石川数正はわかるけど
岩倉具視って お公家さんよね
なんか話が
どんどん違う方向に
ずれちゃった
落ち込みが激しい時は
竜胆を
Noと言える女になりたい時は
桔梗のフラワーエッセンスが
助けてくれるということ?
フラワーエッセンスって
とっても効くの!
お守りにしてる と
言っている人もいて
ちょっと気にはなるけれど
今でも びしばし
Noを 連発してる
私には
竜胆も桔梗も 必要なさそう
だけど
胃薬は常備しておこう