JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

着物断捨離

京都に来てから

着物を着るようになって

もう十年以上になる

 

初めの頃に 購入した

練習用着物は リサイクルばかり

さすがに 八掛が擦り切れたり

裄(肩から袖口までの長さ)が

お稽古には 短かかったり

お尻が出たりと

ぼろぼろになったので

ほかしたものも多い

 

そして今や 

柄や 重量が

気になるようになった

 

重量!?

 

実は きものって

肩からくるぶしまでを

ずどーんと 覆うので

嵩張る上に なかなか重い

 

その中で あえて 

一番軽いのは 

アンティーク着物だと思う

なんてったって 絹糸の細さが段違い

羽衣とはこのことでは? と

思うくらい ふわっとしている

そして薄いわりに 温かい

 

一方 重たい着物といえば

見た目正絹と 間違うくらい

品質向上著しい

ポリエステル着物

便利で 大活用しているけれど

 

何しろ 重い

そして 静電気が半端ないから

埃収集機と化す

 

これだけ見ると

アンティーク着物を 着てりゃいいじゃない

となるけれど

アンティーク着物は

糸が細いだけでなく

年代を経て 生地が弱くなっているから

お稽古事に着るだなんて

とっても 無理

 

その上

デザインも 色使いも

私が着ると 

闊歩する時代を間違えた

明治の人になってしまう

恐れ大あり

 

そんなこんなで

手元にアンティーク着物は 

たった一枚

 

お茶を習っていた頃は

ある程度の枚数が 必要だったけど

お茶から離れた 今こそ

着物の整理を始めるには

良い時期かもね

 

それに お茶の着物は

基本「地味」なので 

着てて気分も上がらないし

 

もう着ない浴衣は

さすがに 処分するしかないけれど

(雑巾でも作る?)

正絹着物

捨てたり バラバラにするのは

気が引ける

 

どちらかに お譲りしようかな

 

引っ越し前までには 

お譲りできるよう

手持ちリストの 整理をしようっと