JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ヨーロッパの素敵な街 その1 Conques 

ドイツに住んでいた頃

長期の休みのたびに 旅行してました

なんてったって 陸続きは 手軽

 

もちろん パリやローマ

ウィーンにミュンヘンといった

大きな都市も 魅力的

だけど 今回は

住んでいて 時間に余裕があるからこそ行けた

ヨーロッパの 小さな小さな田舎町の

おすすめを いくつか ご紹介

 

第1回目は

 

Conques

 

コンクはフランスのアヴェロン県にあります

サンティアゴ・デ・コンポステーラという

とっても有名な「巡礼の道」沿いにある

こじんまりとした 

けれど強い光を放つ 宝石のように 

美しい 田舎町

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の

村として

ユネスコ世界遺産にも登録されています

 

Conquesという 名前の由来は

貝殻みたいな形をした

谷にある村だから だとか

 

くねくねとした細い道を

おっかなびっくり運転した末に

やっと辿り着くのが この小さな村

 

森と緑に囲まれた村の

丸くなった石畳を歩いていると

まるで中世にタイムスリップしたかのよう

 

村の中心にあるのが

ロマネスク様式の 

サント・フォア修道院の附属教会

 

ちなみにこの修道院の名前にもなっている

聖フォアは たった10歳の頃に 殉教したという少女

他の聖人とはちょっと違っているのが

彼女はとってもおしゃれさんで

教会には宝飾品がたくさん奉納されたとか

他にも 

巡礼者にイタズラする事もあったらしい

まあ、10歳ですもんね

(って、修道士さんがこっそりやっていたのかな?)

 

彼女の黄金の像を

宝物室で見ることができます

 

石造りの教会は 

ロマネスク時代の最高傑作と言われるだけあって

最後の審判の描かれたファサードは圧巻

 

なんですけど

 

威厳があって近寄りがたい

というよりも 

彫像の素朴な表情が 可愛い

 

私が行ったのは 夏の

ワールドカップの時期で

アジア系旅行者は私たちだけ

 

地元の人たちは みんな

家族や友人と一緒に 

自宅や居酒屋のTVの前だったのか

夕方や夜中、朝方の街中は 

シンと音がするくらい 

 

(夜中には 時々 ゴールが入ったのか 

歓声が遠くから聞こえてきたけど)

 

そのおかげなのか 人通りが少なくて 

お花が満開の 美しい

コンクの街を のんびり堪能しました

 

特に朝まだ早い時間の

コンクは 

小鳥達の囀りと

綺麗な空気 そして 

中世そのままの村とが

相まって これ以上ないほど

素敵でした

 

丁度 You Tube

Le Pays prefere des Francaisの

コンク版を 見つけました

ただ こちらの動画

ちょっと色が 地味

夏のコンクは

もっともっとお花でいっぱいの綺麗な街なのですけど…

 

www.youtube.com