JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

気になる画家 その2  フラ・アンジェリコ『受胎告知』

 

お題「好きな画家は?行ってよかった・おすすめの美術館のエピソード」

 

 

イタリア美術が大好きです

ヨーロッパに滞在していた頃は

この大陸にある ミケランジェロの全作品を見るぞ! と

追っかけ!? しておりました。

 

そういえば 馬のお尻も好きですし

筋肉が 好きなのかもしれません

 

ただ、いくら筋肉好きとはいっても

ミケランジェロの女性は

マリア像 含めて

皆さん漏れなく 

丸太を

日常的に ぶん投げていそうです

 

ピエタだけ? は たおやかで 

女性らしい体型ですけど…

 

そこで

私の好きな マリア様 を

 

フラ・アンジェリコ(Fra Angelico)の 

『受胎告知』

artsandculture.google.com

フィレンツェ

サンマルコ美術館にあります

 

今は ガラスで 全面を

カバーされているようですけれど

私が行った時は 

壁に描かれた そのままの状態で

見る事ができました

 

柔らかい光の中に まどろみながら

佇んでいるような この絵を

自分の他には 誰もいない 通路に立って

しばらくの間

独り占めしたのは 贅沢な思い出です

 

サンマルコ美術館は まるで

フラ・アンジェリコ美術館と 言ってもいいくらい

数多くの作品が 収蔵されています

 

美術館自体も

フラ・アンジェリコの作風に似て

柔らかく色合いで

優しいまろやかな

空気に覆われているよう。

 

緑の中庭を囲む 美しい回廊に立てば

後戻りした時間世界に 

紛れ込んだような 錯覚を覚えます

 

フィレンツェといえば

ウフィツィ美術館や 

アカデミアが 有名ですが

こちらの美術館も とっても

とっても おすすめです