もう10年以上も前のこと
渋谷の東急で
万華鏡フェアが開かれていて
日本国内だけでなく 全世界の
指先くらいの 小さいものから
手軽には持ち歩けない 大きさのものまで
ありとあらゆる 種類の
万華鏡がやってきて 展示されていた
小さな覗き窓に 目を当てれば
中には 繊細な美の世界
夢中になって 覗き続け
作家さんから
お話を 聞いているうちに
あっという間に
半日が経ってしまい
数ある中で
カラディモスの
ブルーと白を 基調とした
透明感が印象的な 万華鏡が
忘れられなくなってしまった
万華鏡の色味って
作家さんの個性が強く
出るそうですね
一旦家に帰って
考えて
翌日 また渋谷に行って
もしも もしも まだあったら
それは ご縁 と決めた
そして 翌日
渋谷から自宅に
万華鏡を 連れ帰りました
東京に住んでいた間は
何だかんだと のぞいては
楽しんでいたのだけれど
その後の 引っ越しの
荷造りで
しっかりと梱包したまま
しまい込み
これまで 出さずにいた
その万華鏡を
今回の引越しで 取り出して
久しぶりに のぞいたら
10年以上前に
一目惚れした時のような
(だけど一つとして 全く同じではない)
繊細な世界が 向こうに広がった
*スマホで撮ってみました:ちょっと動かしただけで 同じ万華鏡とは思えないほど 変わります
一瞬ごとに 変わり続ける
いくつもの 色と模様の組み合わせに
うっとり
好きなものって
変わらないですね