JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

フライパン問題

 

うちのフライパンは、ドイツ製ステンレス。

30代前半に買ったから、もう○○年もの。

それでも(焦げ付きの磨き残しはあるけれど)

まだまだしっかりと現役で、

どっかがぐらぐらするとか、焦げやすくなるとかもない。

さすが質実剛健を尊ぶドイツのメーカーだけある。

 

はっきり言って、未来永劫使えるんじゃないかと思う。

ただ問題なのは、

私の方が先にへたってきてるってこと。

 

フライパンが重くて重くて、使いにくくてしょうがない。

買った当初から、重いフライパンだわね とは思ったけれど、

ドイツ人店員さんの「これはすっごくいいフライパンよ」という言葉を信じて

聞いたことあるブランドだし、はずれないでしょ、という安易さで購入したフライパン

 

だが、さすがに両手じゃないと持てないのは、

重すぎるのではないだろうか。

 

よく、料理上手の方が炒め物の時にやっている、

フライパンをゆすって上下入れ替えるという技

 

このフライパンではぜったいに無理だ

(私の技術もついていかないけど)

「よっ」とゆすったが最後、

野菜や肉が散乱する様子が目に浮かぶ。

 

あまりにも重いので、

お皿によそう際には、フライパンを縦にして、

フライパンをお皿に乗っけて流し込んでいる。

(夫が休みの時には、フライパンを夫に渡す)

 

やっぱり、重すぎると思うのよね。

ドイツって、重くて大きいのがいいって、頑なに信じているところがあると思う!

ミーレの掃除機も、2Fに持って上がるのに

途中で小休止しなければならないほどでかくて重かった

(動いているのが信じられないくらい古い型の掃除機だったせいでもある)。

 

 

ということで、

新しいフライパンを買いにデパートに参りました。

 

条件は、熱しすぎても体に悪い化学物質(PFAS)がでないこと

(ペットと暮らしているので、焦げ付かないテフロン加工はうらやましいけど使えない)

そして、私にも使える重さであること。

 

実は、グリーンパンを買おうと思って行ったのです。

「グリーンパン」はセラミックコーティングで

有害物質を全く使用していないのが売りの

ベルギーの会社が出している調理用品。

 

だがしかし、持ってみたら

重かった。

 

重いの礼讃はドイツだけではなかったらしい。

まったく、なんでヨーロッパのフライパンはこう重いんだ。

 

それに、グリーンパンも熱し過ぎれば(持ち手など)

化学物質が出る可能性あり、らしい

 

 

軽いのがいいんです。

重いの嫌です

 

と、重い調理器具の象徴とも言えそうな、フィスラーの担当者に言ってしまった💦

すみません、フィスラーの人だなんて知らなかったんです、

嫌味じゃないです。

 

そこで、紹介されたのが鉄のフライパン。

Vita Craftの「スーパー鉄」

 

(ネーミングには一言意見さしあげたいけれど)

この薄さ、いいかも 

それに、この頃の鉄は錆びないらしい(傷さえつけなければ)

 

ただドイツのフライパンと比較すれば軽いけど、

やっぱり私にはちょっと重い。

 

しかし、さすがに鉄製を薦められるとは予想していなかった。

事前に調べていなかったので一旦ペンディングにして帰宅。

 

かっこいいフライパンだったなー、とぼんやり考えている私の目に入ってきたもの、

それは、ほとんど使われた事のないトング。

 

使ってないなー、持ってても邪魔なだけかなあ。

 

ん?

 

トング

 

もしかしてもしかする?

 

私はまるまるっきり思い違いをしていたのではないだろうか。

フライパンから直接お皿に入れようと思っているから大変なのでは???

そうよ、トングを使ってよそえばいいのだ!

 

 

なら、フライパンが重くても問題なし!

ドイツ人もベルギー人も、トング使用前提でフライパンの重さを決めているのかも。

純(古?)日本人の私は、菜箸使用が前提だったのよ。

 

それなら、調理中に片手で持つ必要もなし。

ただ、引き出しから出す時に両手を使って持ち上げるだけ!

 

なんでそんなことに気づかなかったのか。

これなら、ドイツフライパンをこの先も使っていけそう。

重いだの、使いにくいだの、こんなんいらん! だの、めっためたに言ってごめん。

これからもよろしくね。

 

だけど、そうなればなったで、

「スーパー鉄」カッコよかったなあ、いいなあ、なんて後ろ髪引かれてしまうのよね。