JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ボール&クロウ LOVE

 

 

お題「他の人のお金を使ったエピソードを聞くのが好きです。最近の散財エピソードを教えてください。」

 

一目惚れだったんです 

ふらっと立ち寄った

アンティークショップで

 

出会ってしまった

その名は

デュエットスツール

 

ピアノで連弾する時の

二人用の椅子ですね

座面が開いて 

楽譜を入れられるように

なっています

 

ちなみに 私 ピアノなんて

もうずーっと 弾いてないです

まず ピアノなんて 置く予定ないし

 

だけど だけど

恋に落ちちゃったんです

 

マホガニーの艶

カブリオールレッグの足元は

クロウ&ボール

そして 座面は

美しいネイビーブルーの柘榴紋様 

惚れちゃいました

ボール&クロウ

もしくは クロウ&ボール

というのは

動物の足が

珠を掴む意匠の事

 

日本でもお馴染み

龍が宝玉を掴んでいるモチーフが

ヨーロッパに伝わったもの

 

龍のつかむ珠は 龍珠といって

太陽を表すのだとか

 

風水の事は よく知りませんけど

なかなかに強力な 縁起物らしい

知恵や幸せ 財宝を得るという意味があり

運気上昇、夢の実現、大成功ですって

龍が掴む珠ってことは ドラゴンボール

 

モチーフになる動物は

国によって

ライオンだとか鷲だとか様々

 

ちなみに 私が惚れた

デュエットスツールは

座面との際に

羽毛の彫刻が施されています

 

チッペンデールは

イギリス18c中期の様式で

トーマス・チッペンデールに因みます

 

彼は 宮廷で使われていた

デコラティブな家具を

市民階級でも使えるよう

機能的に かつ洗練させた 

家具デザイナー

 

中でも椅子は有名で

4種の作風の内 

クイーンアン風は

マホガニーを使用した

カブリオールレッグ(猫脚・湾曲前足)と

ボール&クロウが特徴

 

さて出会ってしまった

このチッペンデール様式の

デュエットスツール

 

1ヶ月くらい

ずーっと悩んで

えいやっとお迎え

 

ただ 私は

全く気づいていなかった

これが 何を意味するのかを

 

この椅子を 

部屋に置くという事

イコール 

この椅子にふさわしい

部屋を用意するという事

 

ナチュラル とか

アーバンモダン とか

プロバンスの田舎風 とか

北欧風 とか

選択肢から 

ばっさり消えた

 

目指すは 

エレガントな お部屋 

これ一択

 

この際 

「エレガント」が

私に合うかどうかは 

外から自分を見るわけでないので

気にしない 考えない

 

だけど エレガントな部屋って

どんな?

 

何はともあれ 

さあ どこに置こう

 

初めは 玄関ポーチに置いても

素敵かなって思ったけれど

そしたら 家全体を

同じ雰囲気で まとめる事になる

それは さすがに ハードル高し

 

それに アンティークに囲まれた

ハリーポッターの世界に出てくる

ゴシック館みたいなのは

映画の中で 見るのは良くても

ぜーったいに 住みたいとは思わない

 

万が一にも 

そういうのが 好きだとしたって

懐的に 無理

 

やっぱり私の部屋 に

こじんまりと

お迎えいたす事に決めた

 

という事で

今 スツール様と相性の良い

ベッドサイドテーブルを探してる