両親は クリスチャンで
私も 子供の頃は
教会に通っていた
洗礼名もあるのよ
アグネス・マリア・マルガリータ
クリスマスの
光の行列も好きだったし
教会の静けさも
讃美歌も
オルガンの音も好きだった
だけど
ずいぶん昔から
教会から
足が遠のいてしまった
理由は
小学校の頃から
感じてた違和感
その違和感には
いくつかあって
まず 教会では
「動物に魂はない」っていうのよ
それが
ご一緒は「無理」と決めた
一番の理由
絶対にあるに決まってるのにっ!
そんな嘘つくなんて
「信用できません」って
なっちゃった
2つ目は
教会が決めた事だから
「正しい」って
拒否された事が 何回かあって
気軽なお喋りができないと
お付き合いは
なかなか難しい
3つ目は
「艱難辛苦を与えたまえ」系の
お祈りの言葉
「幸せや楽しさを与えたまえ」って
願いたいのに
これじゃあ 唱えるたびに
嘘をついてるみたいで
気がひける
で 離れちゃった
ただ そうは言っても
子供の頃から
両親と教会を通して触れてきた
西欧文化は 私の中に
強く影響を
与えてるみたいで
クリスマスにも
イースターにも
拒否反応はないし
神頼みする時は
仏様おねがい
じゃなくて
神様 守護天使様
どうぞよろしく になる
ヨーロッパの
風景も
泣けてくる程 好き
それに
アンティークや
西洋絵画や
リュートが
好きなのは
そのせいかもね