JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

左右じゃなくて、上下?

ElisaによるPixabayからの画像


先日から読み始めた

『9つの脳の 不思議な物語』

ヘレン・トムスン著

仁木めぐみ訳

文藝春秋

 

その第四章

「何が性格を決めるのか」で

上脳と下脳という単語が出てきた

 

右脳左脳はよく聞くけど

上脳下脳なんて

心理学で習ったっけ?

大脳小脳間脳脳幹じゃなくて?

 

だけど、現在

右脳左脳で人間を

タイプ分けする事はできない

というのは知っている

 

けど

この章で

「人の性格は『上脳』と『下脳』の関係性で決まる」と

 

・上脳=前頭皮質上部&頭頂葉、側頭葉

・下脳=前頭皮質下部&側頭葉、後頭葉

 

上脳は計画立案&実行

(抽象化や理論立て、全体像の把握)

下脳は感覚器官が受け取った情報の解釈実行

を受け持ち

 

上脳と下脳は互いに

やり取りして修正しながら

行動を調整しているそうな

 

上下脳を提唱した コスリンは

上脳と下脳のどちらが優勢かと

内向的か外向的かで

性格がきまるという説を提唱した

(『上脳・下脳:脳と人間の新しいとらえかた』

スティーヴン・M・コスリン著 河出書房新社)

 

ん? ここまで読むと

心理学の授業で習った気が

しないでもない

忘れているだけかも

 

心理学ではお馴染みの

フィニアス・ゲイジの例

(鉄の棒が眼窩に突き刺さり

脳を貫通するという事故によって

性格が真逆に変わった)も

この説で説明できるらしい

 

ちなみに

・上下脳両方をフル活用する人は「計画を立てて実行し、結果を細かく考察する」可能性が高く

・下脳優位の人は情報を観察吟味するが、実行に移すのにハードルが高いため、考えるだけに終わる可能性がある

・上脳優位の人は想像力と先進性に富むが、その結果どうなるかが抜けている猪突猛進タイプの可能性が高い

・上下共に弱い場合は、外部からの影響に左右される、刹那的な生き方をする可能性が高い

 

ですって

 

この説

エビデンスが

確立されている訳ではないので

性格タイプ診断として

利用できるようになるには

大規模な検証が必要らしい

 

ただ

この考え方だと

脳のどの部位が

どんな機能を担っているのかが

理解しやすい

 

自分の情報処理方法や

認知の癖などについて

・知覚・解釈(下脳)と

・計画・制御(上脳)の

どちらが得意なのかを

知っておくのは

物事を進めていくのに

なかなか 便利かもね