JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

相思鳥

何年か前

何羽も、もしかしたら

何十羽もの群れになって

キラキラと楽しげに囀る

小さくて 物おじをしない

色鮮やかな 見慣れぬ鳥

 

すぐそばを歩いている私を

時折 見上げながら

それでものんびり

地面をつついている

 

散歩に行くたびに見かけ

帰ってから 調べて

想思鳥という名の外来種と知った

江戸時代に輸入され

飼われていた鳥が

人都合で放たれて

群れを作った

籠抜け鳥なのだそう

 

翌年になり

あれだけ姿を見た

想思鳥を

全く見なくなった

留鳥と 読んだけれど

場所を移動したのかな

また 季節が巡れば

ここにやってくるだろう

 

そう思っていたのに

全く見ない

もうここは嫌だ と

思われたのかな?

 

と 諦めていた

 

この冬

小さくて深緑色の小鳥が

群れになって 

林の中で 採餌しているのに

気がついた

 

目を凝らしてみれば

黄色い胸元に

赤い嘴

 

想思鳥!

 

なんだ

変わらず

ここにいたのね

 

けれど

なんて静かなの

 

以前は

あたりに

明るい鳴き声が充満して

空気が

煌いて見えるほどだったけど

 

その上

あんなに人懐こかったのに

私が歩くと

さーっと藪の中に

逃げてしまう

 

以前の群れとは

全く違う様子に

別の群れなのかな

とも

思ったけれど

 

何かあったのかな

人との関わりで 

嫌な思いをしたのでなければいいけれど

 

 

想思鳥:特定外来生物

野外での生息が確認された場所はいずれも古くから環境が変化していない天然自然林で、都市化の進んだ地域で観察される例は少ない

現在まで本種が定着したことによる影響はとくに確認されていないが、今後生息域を拡大することで、一般的に外来生物の侵入による変化があまりない天然自然林の生態系が大きく変化することが懸念されるため特定外来生物に指定された。

Wikipediaより抜粋)

 

ここにも

人間都合で翻弄される動物の姿

なのかな