JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

(録画不可なお稽古場で)舞の振りを覚える時 心穏やかでいるために

日本舞踊を習う 第一ステップ

イコール

振りを覚える

 

私の習っている流派は

鏡稽古といって

お師匠さんは

お弟子さんの前で

「お座布団に座って」

(ここポイント)

まるで 

鏡に写った姿のように

 

左右を 逆にして

教えてくださる

 

ん だが

 

お師匠さん座ってるから

 

脚が見えない

 

脚の動きは

(あんまり複雑なところは

立ってくださることも あるけれど

基本 全て)

声で教えてもらう

 

これがまた

私が 右と左が 混乱しやすい人なのと

お師匠さんも人間なので

時々

左右を言い間違えたりすることもあり

 

どうにかすると

脚がもつれそうになったり

する

 

そんな時

照れ隠しに

へへっ と笑いそうになるけれど

そんな事しようものなら

(特に前のお師匠さんは)

「何笑ってる!」と

お叱りの声がとんでくるので

 

(今のお師匠さんは そんなことないですけど

以前のお師匠さんに 習っていた時の 癖で)

 

どんなに 奇々怪界な 格好になろうとも

この動き絶対ないわと 思っていても

今、顔がひきつっていると わかっていても

 

努めて真顔をキープ

(努力が報われないことも 時にはある)

 

脚はほんとに

覚えにくい

 

ただ

さすがに10年以上やってると

この振りだったら

こっちの足出すかいな

とか

こっちで どんっと音を出して

足で踏みそうかな? 

ここで 一回転する? なんて

想像のつく箇所も 出てくるけれど

 

先走っては

ことをし損ずる じゃないけれど

1〜2テンポ 遅れるくらいにしておいて

もしも お師匠さんが

言ってくださらなかったら

 

「?」

と 困った顔をするくらいが

丁度いい

 

最初の方に 覚えた箇所に

ありがちだけど

うっかり 無意識に動いちゃうのは

お師匠さんが前で

やって下さっているのに

勿体無い

 

何事も ゆっくり目の

遅れ気味が 一番

(って 胸を張って

言うようなことじゃないけど)

 

ちなみに お稽古は

それまでに習った箇所を 1回

新しい箇所を 3回繰り返して

それで 終わり ってことが

多い

 

もちろん

以前習った箇所には

より細かい 振りの

指導が入って

時間にしたら

15分〜20分ほどと

短いけれど

情報量は かなり多い

 

当日中に 振りを覚えきるなんて

よほど簡単な箇所でない限り

無理無理 むーり

 

なので

当日教わった振りを覚えるのは

次回に まわして 無理しない

 

人間

そんな パーフェクトになんて

できゃしないって

 

それにそもそも

私は 覚えるのが

苦手なんだもん

 

お稽古に関して

自分の能力の限界を

よく知り 無理しない

 

これが いまのところ

心中平安の秘訣