ドイツから本帰国の時
旅行会社から指定された
ホテルリストの中に
帝国ホテルがあった
金額設定も
想像していたより
かなり お値頃価格だったので
躊躇なく
帝国ホテルを 選択
だけど
ちょっと気になって
担当者さんに 聞いてみた
そしたら
日本国内からより
海外から予約する方が
値段設定が低いんです
なのだそうだ
(今もそうかは わからないけど)
(その時の)
帝国ホテルは
国内旅行者よりも
海外からの旅行者に
泊まって欲しい って
ことだったのね
海外からの
要人を迎えるっていう
設立時の役割からも
まあ、そうなんだろうな
とは思うけど
宿泊当日も 案の定
(今と違って インバウンドは
多くなかったにも関わらず)
ロビーは外国人だらけだった
日本人は私たち夫婦くらい
部屋がちょうど空いたからというので
ジュニアスイートに
グレードアップしてもらえて
部屋も食事もサービスも何もかも
帝国ホテルには いいイメージしかない
だから できることなら
また泊まりたい
だけど
今回は外国から予約したから
泊まれたのよね
だから
帝国ホテルに泊まるのは
これが最初で最後かもね って
思ったんだっけ
帝国ホテルとは
関係ない けれど
今
インバウンドが
もてはやされた時期を過ぎ
弊害を論じられるように
なってきてるけど
日本国内のいろんなサービスが
日本人はそっちのけで
外国からの旅行者を
「おもてなし」
しようとしているように見えるのが
その原因の一つなんじゃ?
と思ってしまう
海外の人に 便宜を図るって
もちろん いいことだし
日本を好きになってもらえるのは
嬉しいけど
でも
日本人も大切にしてほしいなあ
新規顧客ばっかり
狙って
既存顧客を蔑ろにしている
サービスをよく見るけど
それと
同じにおいを
日本という国に感じるのは
私だけ?
いっかいこっきりの人と
何年もお付き合いの続く人と
どっちを大切にします?
っていう お話だと
思うのよ
日本って
自国民よりも
外国からの旅行者が
過ごしやすい国に
なっていない?
って 芋蔓式に
ちょっと感じちゃった
というお話