JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

富山のお薬

富山に住む親戚が

時々 富山ならではの いろんな物を

送ってくれます

 

日本の東と西を分けるのは

フォッサマグナだと信じている

東日本出身の私にとって

 

西日本富山は ある意味異世界

異世界から届くお品には 

見慣れぬものが多い

 

連想するイメージの源が 昭和から来る私にとって

富山といえば 富山の薬売り

(とは言え お会いしたことは一度もありません)

 

だからかな?

富山から送られてくる

風邪薬に胃腸薬が いかにも効きそう

その名称は

 

反魂丹に 通じ丸

そして赤玉はら薬や 眞治S

 

どれも 

古式ゆかしき感 もしくは

頑固さを漂わせる お名前ばかり

 

効能効果は

さしこみ(疝痛、癪)に くだり腹

ーーー理解するのに辞書が必要

 

そしてとどめが

これらのお薬の 成分に含まれる

動物胆 これって多分 熊の胆のこと?

 

熊の胆といえば

修験者や山伏が いかにも持っていそうな

ぺろっと舐めればどんな痛みも

ささっと引く? という

あの

「くまのい」 ですか?

 

ちなみに「くまのい(熊胆)」って

熊の胆汁入り胆嚢なんですね

胆汁ってだけで すごく苦そう

 

なにしろ

昔話の中だけじゃ なかったんだ と

認識を改められさせられた

中外胃腸薬やパブロンで育ってきた私

 

富山には家庭の救急箱というのがあると

聞いたことがあるけれど

その中に必ず入っているお薬が

反魂丹に赤玉、通じ丸 なのかな

ドラッグストアで見たことがありません

 

これらのお薬

センナが効きすぎる私は

センナ末の入っている「通じ丸」だけは

使ったことがないのですけど

他はみんな よく効いて

 

以来 在庫が切れると リクエス

さすが 富山の薬売りの末裔は

使っているものが違う! と納得です