JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

「泣きそうになる」時は「いっしょうけんめい堪えてる」時

 

お題「泣きそうになった瞬間」

 

 

私はよく泣きます

今は 花粉と黄砂で 意味もなく

重低音に 痺れても涙

話題の本でもテレビでも映画でも

なんてことない シーンで涙

 

まあ、いつでも

目から塩水が流出してます

ドライアイなので

継続的に 涙を流しておく必要が 

あるのかもしれません

 

けれど、感動ものと言われている作品を見た時は

感動の文字が頭の中に浮かぶより先に

自然と じわーっとくるので

これが心理的にどうなんだか と言われると

よくわからない

 

一番しっくりくるのが

この類の映像もしくは文章=涙 って感じの

パブロフの犬状態なのではと思います

 

そういえば

高校一年生くらいまでかしら

教会に通ってました 

両親(と一応私も)がクリスチャンだったので

 

まだ私が子供の頃 教会で みんなの真似をして

膝をついて お祈りポーズをとっていると

母が隣で ぼろぼろ涙をこぼすんです

 

「なんで?」と聞くと

 

小さい子が手を合わせているのを見ると

なぜか 涙が出てくるのよ と

ちなみに 手を合わせてさえいれば 

子供が誰であろうとも 涙が誘発されるらしい

母の涙も 多分条件反射

 

私が涙もろいのは 遺伝ですね 

 

ですが、今回のお題は

そういった 涙ではなくて

「泣く」ということ に ついてなのだと思うので

ちょっと 今まで書いた内容とはずれている 

 

ということで

真面目に お題の 定義に従って考えてみた

 

あるか? 

思わず泣きそうになったこと

 

ちょっと考えて…

思い浮かばないなあ 

 

私の場合 涙するのが 通常モードなので

どこからが 思わず「泣いてしまう」で 

どこまでが ただ「涙してる」なのか

あまりハッキリしない

 

その上、こちらのお題

「泣きそうになる」であって

「泣いてしまった」ではない

 

私の場合、「泣きそうになる」という

堪える期間を ほとんど すっ飛ばして

涙を流している ような気がする

 

私に

直前で涙を止めておく なんて芸当が 

できたことがあっただろうか

 

と、実は3日ほど ずーっと考えてました

考えながら お散歩していて

 

丁度なりました 

「泣きそうになる」って状態に

 

一昨年 虹の橋を渡った コイネズミヨウム 

楽しい時も辛い時も ずっと一緒にいてくれた子で

 

京都に越してきてからも

キャリーの中の彼女に 話しかけながら 

よく 一緒に散歩してました

 

その散歩道を 

たった一人で 

歩きながら

 

木の枝の隙間から 漏れてくる

緑色の光が あの時と変わらず

あんまり綺麗で

 

泣きそう

 

けど

「うるっ」で堪えました

人が向こうから歩いて来たから

 

顔を横に背けて 早足で歩き続け

 

もし 誰もいなかったら

おんおん 泣いていたかもしれません

私の「泣きそうになった瞬間」でした

 

今日は あの子の 月命日です